■概要
販売開始:2006年3月 販売元:すばる堂(タカラトミー系列) 価格:180円
原型製作:松村しのぶ
チョコQ最後の弾。発売元のタカラがトミーと合併したことにより、現タカラトミーグループのすばる堂から発売されることになりました。ラインナップ公開時から、ラインナップの数の少なさに終わりを感じるファンたち。ラインナップにはアカネズミやアマガエルといった、過去にラインナップされたものも見られます。
しかしながら出来栄えは過去最高だと僕は思っています。
■終焉
2月発売の「フィギュア王」には、センムインタビューで「12弾はすばる堂から出さないかも」といった旨の発言が載っていたそうです。さらに、公正取引委員会からの注意により、食玩業界はブラインド形式からオープン形式へ変更が進みつつありました。
さらに、発売後の4月、海洋堂ホームページには「ファイナルチョコQ発売中」の文字が表示され、正式にシリーズの終了が告知されました。
■直後の出来事
バードテイルズ3発売(オープンパッケージ)
■ふりかえり
日本の動物シリーズの振り返りはこちら。
販売元を転々としながら続いてきた日本の動物シリーズ。最終的にはタカラトミー系列で販売されましたが、このあと、ユージンの原色図鑑シリーズはタカラトミーで展開されていきます。原色図鑑とチョコQが最終的に同じ会社から出るなんて誰が予想できたでしょうか。
そして現在、海洋堂はガチャガチャ業界で大手タカトミに挑んでいます。
238a.ヤマガラ |
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日本全国に住むカラ類と呼ばれる小鳥の一種。 |
238b.オーストンヤマガラ |
伊豆諸島のみで見られる亜種。 |
239.エゾオオカミ |
北海道に明治時代まで生息していた絶滅種。 色違いが旭山動物園で限定販売されました。 |
240.ニホンザル(赤ん坊) |
何度目のニホンザルだ、と思いきや今度は小猿。 |
241.ダイサギ(夏羽) |
いわゆる「シロサギ」。ですがシロサギにもいろいろいるようです。水面に脚を突っ込んでいる表現は5弾のバン以来。 |
242.ニホンイシガメ(幼体) |
幼体は尾が長いことが特徴。甲羅の塗装がとてもよくできています。 |
243a.チョウゲンボウ♂ |
全国で見られる小型のハヤブサ。 |
243b.チョウゲンボウ♀ |
顔や羽など良くできています。 |
244.アカネズミ |
日本特産の野ねずみ。毛並みが見事。 |
245.ホホジロザメ |
「ジョーズ」でおなじみ。日本でも見られるようです。 |
246.ニシコククジラ |
コクジラの亜種。絶滅危惧種。表面のゴツゴツがいい感じ。 |
247.カラフトマス♂ |
北海道で見られるサケの仲間。生き生きしています。 |
248.ミヤマクワガタ(エゾ型) |
解説書に「カッコよさでは全クワガタムシ中No.1!」と書いてあるとおりのかっこよさです。ときどき松村氏の主観が入ってくる解説書もチョコQの魅力。 |
249a.ニホンアマガエル通常色 |
249b.ニホンアマガエル体色変化 |
2度目のラインナップなのにニホンアマガエル(II)ではないのですね。 |
S08a. オオアタマガメa |
中国やベトナムに住むカメですが、大分県で化石が発見されました。 甲羅の塗装やウロコの造形などとても良く出来ています。サイズもかなり大きいです。 |
S08b. オオアタマガメb |
解説書 |
パッケージ |
10個入りパッケージ |