水族館フィギュアコレクション [特別版] 深海生物

販売開始時期:2016年5月 価格:500円 製作総指揮:松村しのぶ
総販売元:株式会社コトノネ
企画・プロデュース:株式会社ニュートラルコーポレーション
■概要
日本の水族館」から一年、水族館フィギュアコレクションの新作が発売されました。MIUカプセルアクアリウムに続いて3回目の「深海生物」。台座が一新され、ネームプレートが付いています。海洋堂水族館ガチャとしては、初の500円。
ラインナップは有名なリュウグウノツカイやMIU深海生物にもラインナップされた2種、さらに初めて立体化される3種となかなか海洋堂らしいラインナップ。有名どころは前回の深海生物で出しているのでスルーしたのでしょうか。
今回も相変わらず、海洋堂公式サイトには一切載っていません。
ミニブックには我々の声が届いたのか、原型師の名前が記載されています。

■台座
カプセルQや恐竜博、このところの海洋堂ガチャはネームプレート付き台座を付けがち。値上がりした分豪華にしたから許してね、という意図が感じられます。

■続編
2017年の科博の深海展において新作が販売されました。詳細はコチラ

関連シリーズ:
深海生物(Deep Odyssey1)深海生物2(Deep Odyssey 2)深海生物(カプセルアクアリウム)深海生物(2017)

     
リュウグウノツカイ
原型製作:松村しのぶ

世界中の海に生息し、群れを作らず単独で生活する。めったに見られず、生態はまだほとんど分かっていないようです。日本ではしばしば富山県などで定置網にかかるようです。

海洋堂からはチョコエッグぶりに立体化でしょうか。待ってました。うまいことカプセルに入っていました。
コウモリダコ
原型製作:菅谷 中

分類上はイカでもタコでもなく、それらが種として分化する以前の祖先に良く似ており、近縁種はジュラ紀に多く生息したようです。

脚の裏側やプランクトンを集める触糸もよくできています。
MIU深海生物と比較。15年ぶりに立体化されました。サイズも一回り大きいです。
ダイオウホズキイカ
原型製作:山本聖士

南極海に生息する巨大イカ。同じく巨大イカのダイオウイカとの大きな違いは、触腕の鉤爪。簡単な塗装ですが、特徴をおさえた造形。
ミズウオ
原型製作:田熊勝夫

広範囲に棲む深海魚。筋肉に多量の水分を含むためこの名が付けられた。特徴である鋭い歯や大きな背ビレがよく出来ています。
ミドリフサアンコウ
原型製作:松村しのぶ

赤い体色に緑の斑点という、アンコウらしくないアンコウ。眉間にアンコウ特有の釣竿は付いていますが、かなり小さめ。海底を歩き回ります。

海洋堂では初のフィギュア化。絶妙な体色はばっちり。釣竿は最初、バリ取り失敗の跡かと思いました。
ミツクリザメ
原型製作:松本栄一郎

「テングザメ」とか「ゴブリンシャーク」とかでもおなじみの希少種。世界各地で発見されているが、数は少ない。

特徴である飛び出した口や歯が細かいです。

こちらもMIU深海生物と比較。
カプセル
急に書体を変えてきたのは前回の「深海生物」との差別化でしょうか。名前変えればよかったのに。
ブックレット
前回と比べてサイズは1.5倍。原型師の名前は載りましたが、せめて一言解説が欲しい。
ディスプレイポップ
inserted by FC2 system