かねてから行きたいと思っていたワンフェスことワンダーフェスティバル。 なんじゃそれと思う方もいるかもしませんが、コミケのフィギュア版みたいなもんです(コミケは行ったことない)。 自分がワンフェスを知ったのは、確かチョコラザウルス第3弾の公式ファンブックの「WF限定セイスモサウルス」だったかと思います。 その後の収集活動においても、ことあるごとに出てくる「ワンフェス」。 しかしながら、参加には往復の交通費と会場での軍資金など、自分には手の届かないものとして参加はあきらめていました。 ・・・ と、いうのは学生まで。気づけば券売機にカードを躊躇無く突っ込む悪い大人になってしまいました。 今日はそんな悪い大人が、関東までおもちゃを買いに行くお話。 しばらく残業やら休日出勤やらが続いているので、日本経済と業界の発展に還元することにしましょう(?)。 ---------------------------- 前置きが長くなってしまいましたが、ワンフェス2019冬に行ってきました。 前回の教訓から、とりあえず行っとけ!、と予定を開けておきましたが、大正解でした。 まずは今回の目玉商品。 |
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前回、直前にディノニクス復刻キット販売を知り、次回は必ず行くぞ、と思っていましたが、今回も復刻キットがありました。日付だけ見ると今回も直前に発表されているように見えますが、実はワンフェスのカタログにはきちんと宣伝してあります。 さてこれを手に入れるにはどのくらい早く行けばいいのか?ワンフェス初参加、しかもジャンルがニッチ過ぎて調べようがありません。 10時開場に対して名古屋を始発だと9時過ぎ着・・・。早いのか?遅いのか? 悩みましたが、ええーい行ったれぃと、思い切って千葉の激安カプセルホテルに前泊。しかしこの激安プランが裏目に。 これまでいくつものカプセルホテルに泊まってきましたが、今回のケースは初めて。適当に選んだ「リーズナブルプラン」がリーズナブルゆえに、ドアの開閉音が非常にうるさい。 なかなか寝付けず、目が覚めたら午前7時。会場に着いたのが8時半。 うーん、始発とそう変わらないような・・・。 前日の雪による極寒の中、ようやく10時に。長々とした前置きはここまで、レポート行ってみましょう。 |
おまちかねホビー館四万十のブース。そこにはすでに行列が・・・・あるわけでもなく、なんなら僕が一番乗りレベルに落ち着いていました。前回のホビーロビー門真のセール同様、セット売りセール実施中。 |
お目当てたちの展示。 |
吉良さんの新作のサンショウウオ根付や、古田さんの根付はすべてワンフェス2017夏に販売された松村さんの根付と似たデザインの箱に入っています。カイマンはもちろん、塗装版の方が大きな箱になっています。 |
塗装版はお昼過ぎには完売していました。自分は元からキット狙いだったので、そこまで急がなくても良かった模様。 塗装版とキットの差額32,000円、自分のウデでどこまで埋められるか。 |
ここでの購入品たち。 |
新作の四国ガチャはすごい人気。ひとり10回までですが、多くの方が10個買っていました。 カラー版小野D狙いの女性陣なんだろうなぁ・・・。きっとレアアソートなんだろうなぁ。 |
海洋堂ブース。先日発表された「エクスクルッシブ」シリーズがずらり。 |
松村さんのエヴァないなぁと思ったら、エヴァ特集ブースにあったようです。見落とした・・・・! お待ちかね新製品発表。 |
■WILDRUSH3 「極地・北極圏」編 miniQ版:432円('19年4月発売) すでに発表されていたワイルドラッシュ3のサンプルが展示。同時にminiQ版も発表されました。 miniQについては後ほど。 |
【リボジオ】 ■ダイオウサソリ(蓄光版) 原型制作:山崎太久也 可動加工:大津敦哉 価格:8,100円 ('19年3月中旬発売予定) ■アカテガニ →('19年6月発売予定)に変更 ■オオスズメバチ 原型制作:吉良かずや 可動加工:大津敦哉 価格:未定 ('19年秋頃発売予定) ■ギラファノコギリクワガタ オリジナル原型:木下隆志 造形追加加工:吉良かずや 可動加工:大津敦哉 価格:未定 (発売時期未定) ■タガメ 原型追加加工:吉良かずや 可動加工:大津敦哉 価格:未定 (発売時期未定) 新シリーズリボジオにもどんどんラインナップが追加。魅力的すぎです。 ギラファは「自然史モデルシリーズ」から、タガメは記載ないですが吉良さんオリジナルでは? また、配布されたカタログから、「全地球立体生物目録」というかっこいいサブタイトルも公開されました。 さらに、今後ティラノ骨格と(モンハナ?)シャコ、カマキリも予定されているようです。 ティラノはどの程度のディテールになるのか?ソフビトイで表現できない生き物たちが、続々登場します。 |
【DGK(デジタルガレージキット)】 ■伊藤若冲 動植綵絵 南天雄鶏図 原型制作:古田悟郎 価格:21,599円 全3色 発売時期未定 ■マチカネワニ 原型制作:古田悟郎 価格未定 販売時期未定 ※キャプション無し ■ティラノサウルス(参考出品) 原型制作:松村しのぶ 検討が去年されていました。 今回のワンフェス海洋堂ブースでは、映画「カメラを止めるな!」のガレージキットが販売されました。それは、通常のガレージキットと違い、3Dプリンタにより積層(印刷)されたものをそのまま製品としたもの。 これまで3Dプリンタは、大学や企業などの研究機関で気軽に「試作」ができるツールとして使用されていましたが、最近模型業界にも浸透しだしてきたようです。 これを模型メーカがそのまま製品とすること自体あまり前例がなく、海洋堂もまだ手探り状態ですが、今回の「カメラを止めるな!」キットを皮切りに、シリーズ化していくみたい。 テキトーにブログにも「3Dプリントの時代がくるぜ!」って書きましたが、かなり現実味を帯びてきましたね。これまでのように、中国での分割検討~金型成作が不要になれば、製品化へのハードルがかなり下がるはず。しかもロット数に縛られなくなるので、よりニッチなフィギュアが出せる。 過去の逸品たちの復活をオナシャス。 以下、その他気になるもの。 |
■miniQ 河鍋暁斎(かわなべきょうさい) 原型制作:村田明玄 価格未定 カプセルQからminiQに変更? 原型制作は世界博物図録でもおなじみ村田さん。 |
■ビックリマンフィギュア 原型制作:大嶋優木 価格未定 自分は「ビックリマン2000」世代ですが、初代のシールも大学時代ちょっと集めていました。 |
■DGK 手乗りテトラ 価格未定('19年春発売) 映画「ジュブナイル」に登場するサポートキャラ。VHSで何度も見ました。王道ロボットものとしてかなりオススメです。 |
海洋堂の新ブランド【miniQ】 ロゴはこれまでのminiQそのまま。カプセルQの問題点、 1.そもそも機体がないと仕入れられない 2.海洋堂としてもどこで販売されているか把握しづらい、 を解決すべく始まったブランド。カプセルQと同じものや、そうでないものが販売されるそうです。 上記のメリットのほか、価格が100円単位のガチャよりもコストのコントロールがしやすい(増税もありますし)、カプセルサイズに縛られないなどもあげられるかと思います。 今後は低価格帯のカプセルQ、高価格帯のminiQと棲み分けが始まるかもしれません。 一つ買ってみましたが、「恐竜発掘記7」に関しては、カプセルQには入っていた解説書が入っていませんでした。 これは、カプセルQ時代の「ミニパンフ」をminiQでは外箱がその役割を果たしているため、「恐竜発掘記7」に関しては解説までもとばっちりでなくなってしまったようです。うーん、残念。 これ、ラムネでもつければスーパーでも売れるのでは? |
リボルテックくじ 1回1,500円 海洋堂製ガチャに景品が書いてありました。 ガチャとかくじとか言われるとついつい引いてしまう・・・。 C-3POと持国天がでました。 ケンエレファントの「フィギュアみやげ」も新作があったようですが、生き物がラインナップにいなかった(ような気がする)のでスルー。 |
フィギュアミュージアムのブースで「ライオンとハイエナ」発見。 海洋堂関係はここまで。 続いてプライム1スタジオ |
え、いいんですか!?と言いたくなるくらいのジュラワ祭り。しかも出来がめちゃくちゃ良い。今回、初めて生で拝むことが出来たので大変満足。世界中で人気があるからこそできる品質・価格なのでしょう。 つづいて一般ディーラーブース。 2ページ目に続きます。 |