海洋堂 カプセルQ・miniQ ワイルドラッシュ 真・世界動物誌 第3章 極地・北極圏編
販売開始時期:2019年3月 販売元:海洋堂 価格:400円 造形総指揮:松村しのぶ
公式サイト:個別ページ
 ワイルドラッシュ第3弾。夏のワンフェスでは1月発売予定でしたが、2ヶ月後倒し。アニメ「けものフレンズ2」の開始にあわせようとしたのかは分かりませんが、終わりがけの絶妙なタイミングになってしまいました。
 テーマは北極圏の生き物たち。もう少し発売が遅かったら、某社の南極テーマのガチャの再販(6月)と並ぶ激アツ展開でしたね。
ラインナップはシロクマを除き、ほとんどが海洋堂のミニチュアとしては初立体化の生き物達。寒い地方ゆえに、その特徴である毛並みの表現がポイントですが、どれも良い出来。全体的なボリューム感もあるため満足度は高め。
 1弾、2弾は発売までに次弾の公開がありましたが、現状まだ発表されていません。時間がかかっても良いので長く続いて欲しいところ。次はオセアニアかガラパゴス、タスマニアあたりでいかがでしょう。
第1弾:アフリカ・サバンナ編 第2弾:南米・アマゾン編 極地の生き物達はこちらから

トナカイ
原型制作:吉良かずや
説明不要のトナカイ。ツノの形状はシカとは大きく違うのですね。フィギュアの個体はツノが左右非対称になっています。ツノだけでなくのどの毛や耳、ヒズメなどどこをとっても細かい造形が素晴らしい。
ホッキョクグマ
原型制作:松村しのぶ
「シロクマ」ではなく、「ホッキョクグマ」が標準和名だそうです。これまで動物園ガチャで何度も立体化されているホッキョクグマですが、どっしりして見えるのは野生個体のせいでしょうか。
今回の造形は松村さん。サイズも値段も何倍もする例のアレも素晴らしいですが、僕はこのサイズで満足です。
ホッキョクギツネ
原型制作:樹山
日本以外のキツネはよく知りませんでしたが、調べてみたら旭山動物園でも見えるようです。気付きませんでした。キタキツネと比べて耳は丸め。寒冷地仕様なんですね。
キツネと言えば樹山さん。パーフェクトな人選。
ジャコウウシ
原型制作:松村しのぶ
猫以外にも「ジャコウ」っているんですね。変なツノが髪のようです。なんとコイツ、いわゆる「生きた化石」なんですね。なんとなく他の動物から浮いているように感じるのは、古代生物としての一面があるからでしょうか。
ツノの質感いいですね。
イッカク
原型制作:菅谷 中
シリーズ初の海獣。遊泳表現の土台を見るとやはりボトルキャップに乗せたくなります。
こちらも海洋堂ミニチュアとしては初めて。厚紙で梱包された牙は、ただ細いだけでなく、ネジれも丁寧に表現されています。造形だけでなく、サイズやポージングも良い。牙を引っこ抜けばメスとしても飾れそう。
カプセル
氷河の風景をバックに。
ミニブック
サイズは大きくなりましたが、いつもどおり解説は無し。
ジャコウウシの梱包は東山ガチャのゾウやツチブタと同じように、エアーキャップにくるまれています。重くて振っても音がしなかったら、まずコイツです(音が鳴ったらシロクマ)。
まさに「ラッシュ」。数年前に思い描いていた光景がそこに。
  
松村さんのラフ画も公開されていました。
miniQ版パッケージ
ミニパンフも入っていました。恐竜発掘記7のときと比べて、パッケージ上面が「miniQ」→「海洋堂」に変更になりました。底面のQマークは集めると・・・、特になにもありません。
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