【MASTER FOSSIL スケルトンモデルシリーズ No.001 ヴェロキラプトル】
メーカー:グリフォン 原型製作:山崎 繁 監修:伊藤恵夫 公式ページ:コチラ
価格:8,800円 販売開始:2011年8月?
フィギュアメーカー「グリフォンエンタープライズ」から発売されたモデル。調べたところこのメーカー、もともと化石や隕石・古生物グッズなどを扱っていたのですが、いつからか古生物モデル→美少女系フィギュアへと転換した模様。化石部門の「マスターフォッシル」はいつの間にか(株)アートコアへと分社化したようです。そしてフィギュア部門のグリフォンも、最近はどうやらフィギュアを出していない模様。
フィギュアは素晴らしいの一言に尽きます。なんと原型は「海洋堂の骨師」こと山崎繁さん。てっきり海洋堂所属かと思っていたのですが、こちらで原型を担当されていました。
シリーズ名に001と付くように、シリーズ化を構想していたようです。マスターフォッシルのフィギュアシリーズとしては他に「LIFE MODEL SERIES」がありました。

今ではかなりお手ごろ(?)な値段に見えますが、販売に苦戦したのか恐竜博などのイベントで半額でたたき売りされていたというウワサも・・・。そもそもこんな大きなもの買って帰るのはちょっとしんどいと思うのですが。

グリフォンからは他に真島さんのティラノサウルスが発売されていますが、ホームページに記載されている山崎さんのディクラヌルス(三葉虫)、赤尾さんのアノマロカリスは発売に至っていません。また、イベントではモササウルスやカルノタウルス、ディプロカウルスなどが発表されていましたが、それらも未発売。いつか発売してくれないかなぁ。

全体。ラプトルの骨格フィギュアはフェバリットからも発売されていますが、博物館の標本的なフェバリットとは対照的に躍動感のあるポージング。シチュエーションは恐竜好きにはたまらない「ファイティング・ダイナソー」の戦いの最中といったところでしょうか。高級感のあるプレートつき台座も付いています。
塗装はパッケージ写真と比べるとやや劣りますが、それでも雰囲気はバッチリ。
モンゴル産化石ということで、白色で赤土とかに塗りなおすのもおもしろいかもしれません。
素材は「ABS・PVC」と書いてあります。肋骨などの折れやすそうな部分は柔らかいPVC素材になっているので、よっぽど破損の恐れも少なそうです。
頭骨。流石の骨師、もうこれだけでも販売できそうです。
特徴である完全に後ろを向いた恥骨も良く見えます。
補強されて棒状の尾。箱に入れる際は根元から外せます。
餌食となったプロトケラトプスの頭骨。やや塗装が荒いかな。
高級感のあるネームプレート。
海洋堂のカプセルフィギュアとサイズ比較。
箱は美少女フィギュアにありがちな観音開き。未開封だと梱包用のビニールでなにがなにやら。
海洋堂フィギュアミュージアムにいた山崎さんのヴェロキラプトル(実寸大)。このころから研究もすすんでいるので、よく見たらいろいろ違うかも?
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