【組み立て・塗装】ソフビキット DINOLAND マメモデル

制作:2019/02 シリーズ:DINOLANDマメモデル
ワンフェス2019冬の目玉商品のひとつ(ふたつ)を早速塗装。販売を知ったときから絶対にこの「チョコラザウルス第1弾カラー」で塗ってやろうと思っていました。なんだまたチョコラカラーかと思うかもしれませんが、そのくらい僕にとって「チョコラザウルス」とは特別な存在なのです。
今回も手前味噌ながらなかなか良い出来ではないでしょうか。手間をかければかけるほど、自分の理想に近づけられるのがガレージキットの面白さ。

ティラノサウルス
 
モデルはチョコラザウルス第1弾のシークレット、といいつつ、実はお手本にしたのはキャンペーンで当たったソフビ版のほう。左後肢の模様がやや怪しいですが、そういう個体ということにしておきましょう。
アンキケラトプス
チョコラザウルス第1弾のトリケラトプスをモデルにしたアンキケラトプス。公式ファンブックに載っていた塗装見本を参考にしつつ、模様は一部オリジナル解釈。特にフリルは造形の細かさを強調したかったため、模様は少なめ。こちらはグラデーションを意識しつつ塗装しました。
製作過程
アンキケラトプスは2パーツなうえ、首で分割されているため継ぎ目を気にする必要なし。ちなみに塗装の前にソフビキット組み立てのセオリーどおり(?)パーツを煮てみましたが、はたして効果はあったのか・・・?
アクリラガッシュでいつもどおり塗っていきます。右はさらにエナメルで墨入れした状態。実は思ったようにスミが流れず。
後から分かったのですが、アクリラガッシュによる表面のザラつきがスミを吸収してしまい、スミがうまく流れなかった模様。「アクリラガッシュでマッドな仕上がりにしたい」「スミイレで造形を際立てさせたい」という要求がケンカしていたわけですね。大きな収穫です。対策は次のティラノで。
ドライブラシで明るい色を載せました。本来はエナメルの上にアクリル塗料はNGといわれていますが、僕はあまり気にしません。模様を入れて、あとは目とツノを塗れば完成。

ソフビキットは中が空洞なので、中にレジンや石膏を流し込んだほうが良さそうです。ドライヤーで乾燥時もへこみますしね。
続いてはティラノ。ティラノは複数パーツ構成で、普通に組み立てるとかなり首の段差が気になります。パテで修正していきましょう。
足首も修正。首は継ぎ目の違和感を少なくするために、なんとなくスジを入れています。
プライマ入りサフをうっすら吹いたあとは、いつもどおりベースカラーをざくざく塗ります。食いつきが非常に悪いので、塗っては乾燥の繰り返し。ここでウロコの造形を際立たせるためにスミイレをするのですが、一度光沢でトップコートします。こうすればマッド感は失われますが、スミが良く流れる。なんならこのままでも十分かっこいいですね。
せっかく流したスミを、ほとんど模様で隠してしまいます。テキトーに塗っているようにも見えますが、自然な模様に見えるように、かなり気を使った作業です。
白を乗せていきます。モンハナシャコで似たようなことをやりましたね。あれからたくさん塗ってきましたなぁ・・・。
後は目と歯を塗って完成。継ぎ目は上手く消せたようです。
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