バンダイ いきもの大図鑑ミニコレクション 古代魚

■概要
販売開始:2022年10月 販売元:バンダイ 価格:500円 原型、彩色:守亜
公式サイト:コチラ
無可動フィギュアタイプな「ミニコレクション」シリーズの第2弾。
本筋の「いきもの大図鑑」は節足動物や爬虫類など、可動ギミックが目立ちづらい生き物がテーマとされています。
そんなわけで魚たちはコチラのシリーズの方が相性が良いですね。
原型と塗装設計は同シリーズの「アカメカブトトカゲ」や「リーフィーシードラゴン」も手掛ける守亜さん

アジアアロワナ(紅龍)
まずはアジアアロワナ。

アジアアロワナはその体色ごとに呼び名がありますが、カタカナだけでなくカッコいい漢字の呼び名もあります。
全身が赤いこのタイプは紅龍(こうりゅう)。
レアカラーの方は過背金龍(かせきんりゅう)と呼ばれます。

ウロコの造型に合わせた塗装がされています。
令和の時代に再びアロワナフィギュアが見られて感激です。
生息地をイメージした土台もフルカラーで表現されています。
カプセルサイズの海洋堂製のものと比較。
新江ノ島水族館への誘い(2004)と日本水族館立体生物図録3(2011)。
単純な塗装の細かさであれば、かつてのものの方が上。

しかし、今回はリアルさというよりも、守亜さんの作品としての塗装を、いかに製品版に落とし込んでいるか、というのがポイント。
 
シーラカンス
古代魚ラインナップではハズせない、王道の古代魚。
頭部でウマいこと分割されていてうれしい。
 
エサを探して下向きに泳いでいるイメージがあるので、土台に取り付けるときはこの向きが良さそう。
 
土台も凝っています。
「ハダカハオコゼ属の未記載種」だそうです。
 
こちらも、かつてのものと比較してみる。
MIU深海生物(2001)、NTC深海生物(2017)。
今回は濃いめの色合い。
シーラカンスフィギュアはいくつあってもいいですね。
なぜ日本人はシーラカンスが好きなのだろう。
 
アリゲーターガー
北米最大級の淡水魚。
ちょっと前に名古屋城の外堀に現れたのが懐かしいですね。
鮮やかでマットな質感の、流木をイメージした土台がフィギュアを引き立てます。
生息域がよくわかるだけでなく、全体的なカラーバランスも素晴らしい。
ややぽっちゃりめなのは、カプセルサイズでボリューム感を出すためでしょうか。
ラブカ
古代ザメ、ラブカが登場。
まれに、短い間だけ生体展示されることがありますね。一度は見てみたいものです。
身体が長いので、ラインナップで唯一胴体に分割があります。
横幅が厚めに造型されているので、このフィギュアは正面から見るのがカッコいい。
NTC深海生物(2017)と比較すると、体の厚さがよくわかる。
アジアアロワナ(藍底過背金龍)
 
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ディスプレイポップ
解説書
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