バンダイ いきもの大図鑑プレミアム ヤシガニ

■概要
販売開始:2023年10月 販売元:バンダイ 価格:7,700円
ヤシガニ標本制作:魚道部!剥製師 Ricky(力石眞弘)
CTスキャン:株式会社JMC
可動構造:細川満彦
公式サイト:コチラ
いきもの大図鑑プレミアムからフル可動ヤシガニが登場しました。
甲殻類は可動フィギュアと相性がよく、今回は可動箇所が60箇所もあります。
海洋堂のリボジオ「アカテガニ」は、ポーズ固定のためにあえて可動箇所を減らしていましたが、こちらは正反対のコンセプトと言えます。

■制作協力
CTスキャンに使用された標本は、剝製師のRickyさんによる力作。
剥製の制作過程がTwitterにて公開されており、3Dデータだけでなく、本作の塗装もRickyさんによる剥製を参考にしているように見えます。

レビューの前に実物をチェック。
美ら海水族館で撮影してきたもの
ついにコイツが、(フィギュアで)我が家にやってくる。
本体
巨大な陸棲のヤドカリ。
体長は40cmを超えるものもいるそうです。
本作は体長20cm弱といったところ。
陸棲らしく、マッドな質感の塗装。
 
ハサミは左の方が大きい。
貝殻を背負うタイプのヤドカリの腹部は細長いですが、ヤシガニの腹部はふっくらしています。
カニやエビというよりも昆虫に近いですね。
細かな塗装がされている点にも注目。
 
頭部には、においを感じる第二触覚(長い方)、折りたたまれた第1触覚、さらには口器として使われる顎脚(がっきゃく)も並びます。
当然、すべて可動。
 
ハサミ状の第四胸脚、折りたたまれた第五胸脚。
ヤシガニの体ってこうなってたのか!という発見が多い。
 
背中側が暗めの色である一方、腹側は鮮やかな青が特徴的。
パッケージ
いつものごとく、パッケージに解説が大きく・細かく印刷されています。
今回はスタンドは付属しません。本体のみ。
 
だんだん箱がデカくなっている・・・。
標本
2023年のいきもにあの魚道部さんのブース。
モデルとなった標本が展示されていました。
関連フィギュアたち
歴代ヤシガニフィギュアたち。
原色甲殻類エビ・カニ図鑑[初版]
原色甲殻類エビ・カニ図鑑[改訂増補版]
[フィギュア版]沖縄物産展(ノーマル、ゆで)
沖縄フィギュアみやげ
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