2017/02/12 ホネホネサミット2017

 久しぶりの更新になってしまいました。しばらく修論発表会の準備でヒーヒー言っていましたが、先日、無事終了しました。いよいよ4月から社会人ですが(一応まだ修論研究の合否は出ていませんが…)、その前に学生最後の春休みです。モラトリアムのエピローグと言ったところでしょうか。

 やりたいことも行きたいところもたくさんあるのですが、2ヶ月弱ではまったく足りません。就活中にお話した企業の人たちはそろって「社会人になったら時間が無いよ」と言っていました。
21時過ぎまで研究室に残っていた今と比べれば、早く帰られる分時間があるのではと思うのですが、きっとそうではないのでしょう。

厳選して春休みを過ごしていきましょう。
 そんな厳選した春休み2日目、ホネホネサミット2017に行ってきました。こちらは公式ページによると

「ホネホネサミットは、博物館や大学などを舞台に、公の財産としてのホネの標本づくりをしている団体や個人の交流が大きな目的です。その他にも、さまざまな形でホネの標本づくりに関わっている者同士が交流できればと考えています。また、イベントとして一般の方々にも来ていただき、ホネの魅力や動物の死体を標本として残すことの意義を多くの人に知ってもらう機会にもしたいと考えています。」

とのこと。本サイトおなじみの方々も「海洋堂ホネ同盟」として参加するとのことで、前日に思い立って急きょ行ってきました。
今回は近鉄の特急で大阪へ。通常4200円ほどなのですが、金券ショップで回数券をバラ買いすれば1000円ほど安く乗れます。お買い得。
会場は骨だらけ。
 普段なかなか見られない骨や皮がたくさん展示されています。自分のように動物に対する学術的な知識が浅い人間でも大丈夫なのか心配でしたが、とても楽しかったです。
 
 しかしやはり知識があったほうが出展者さんとの会話ももっとはずむはず。修論研究が終わった分、次は生き物に関する知識を付けていきたいな。今後の長いスパンにおける課題です。
 おまちかね海洋堂ブース。カメラの設定がトチ狂っていて白がとんじゃってます。
ついに松村さんにお会いすることができました。ついつい話し込んでしまいましたが、自分のような若輩者にも気さくに話してくださって大感激です。

イベントのコンセプトにのっとり、ホネ中心の展示です。


古田氏のオオサンショウウオ(ビバガ掲載)と来月発売のソフビトイボックスのオオサンショウウオのレジン版。レジン版を触らせていただきましたが、ずっしりと重かったです。この製品版には無い重みもレジン版ならでは。このような縮小版は3Dプリンタを使っているそうです。積層痕をヤスったせいか、ソフビ版は若干指が細くなっているとのこと。ヒダやイボも若干オリジナルと違うんだって。
早く買って確認したいところ。
塗装ワークショップでは頭骨レジンキットの塗装体験が出来ました。おそらくDINOLANDの山崎氏のもの。1500円で塗装の仕方まで教えていただけるのでお得。
というわけで僕の完成品はコチラ。
どうです、素人の作品には見えまい(?)。何を隠そう清水ゆう子さんに直接ご指導いただいたのです。良くならないわけがない。

このとき色々お話を聞いたのですが、カプセルQではバードガーデンやふしぎペットなど可愛らしいシリーズを中心にの塗装を担当されているとのこと。さらに東山動植物園カプセルズーも担当されたそうです。

今思うと、小一時間清水さんを独占してしまったなんてすごく贅沢ですねぇ。
みなさん快くサインに応じてくださいました。感謝です。松本さんと吉良さんにいただく準備をしてこなかったので、次の機会には…。

松村さんとご一緒に写真を撮っていただいたのですが、ここ数年イチの笑顔の自分が写っていました。そりゃそうです。

ホネコレ、集めなきゃですね。滋賀のミュージアムにまだあるだろうか。
 そのあとはいつもお世話になっている先輩コレクターのフォロワーさんにお会いし、Gallery Cafe *Kirin*をはじめ、色々なところを案内していただきました。
なかなか同じ趣味をもつ人が周りにいないので、とても楽しかったです。まだまだ知らないことがたくさんあるなぁと見識が広まりました。こうしてHPを立ち上げてよかったなぁと改めて実感。

教えていただいたギャラリーカフェKirinは作品展をかねた喫茶店で、お店も店員のお姉さんも雰囲気がとてもよかったです。動物に関わる人はみんな良い人ばかりだなぁと思いました。

こちらでは清水さん作の根付を購入。すごい密度。
以上、とても有意義な春休み2日目でしたが、モラトリアムエピローグは始まったばかり。明日から今までサボっていたページの更新を再開しましょう。行きたいところに行きつつ、ページを更新しつつ、引越しの準備をしつつ…。すべきことは山積みです。
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