2019/6/15
大哺乳類展2 その1

かつて指をくわえて閉幕を見送った「大哺乳類展」、その第2弾が科博の特別展として帰ってきました。
社会人となった今や、もう我慢する必要はありません。いつもどおり有休を取得して大都会東京へ。

(→その2その3その4
入場して飛び込んでくる骨・ホネ・ほね・・・。圧倒されます。

プロローグは「アフリカ獣類」の仲間たち。

大きいのから小さいのまでがひとつのグループにまとめられるそうです。系統とか分類のお話は難しい・・・。
ジュゴン。アフリカ獣類は肋骨が多いとのことで、たしかにぎっしりしています。
 
ツチブタ。あの耳がないとぜんぜんツチブタらしくないですね。
 
アフリカゾウ。最大の陸上生物はホールの真ん中に鎮座。
シロナガスクジラはアフリカ獣類ではありませんが、サイズ比較のために下あごだけ登場。
ZONE1は立ち方のお話。

足の平の多くを地面につける立ち方を「蹠行性(しょこうせい)」というそうです。
人間もこれに入るのですね。
例としてパンダが挙げられていました。
パンダを可愛らしく感じるのは、人間に近いポーズをとれるからかもしれません。
 
かかとを接地しない、「指行性(しこうせい)」。食肉類は多くがこれですね。
ホネだとかかとの位置がよくわかります。
最後はヒヅメを持つ哺乳類の立ち方、「蹄行性(ていこうせい)」
大きな推進力を得ることの出来る立ち方。
 
続いては歩き方別のコーナー。
ラクダ、カバ、サイ、キリン。
 
アルマジロ。甲羅が美しいですね。背骨が伸ばせないため、ツメの先を接地させているそうです。
ツメの長いアリクイはゴリラと同じくナックルウォーク。知りませんでした。
 
そしてその後ろにそびえ立つ(?)ミナミゾウアザラシ。陸上ではイモムシ歩き。こんなに大きいんですね。
その2に続きます。
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