エポック社 地球生命紀行
蟹・海老。フィギュアコレクションPART3

■概要
販売開始:2004年11月 発売元:エポック社ラクーン事業部 価格:200円 公式サイト:コチラ
カニエビシリーズの第3弾。地球生命紀行シリーズは原型を使いまわすことでおなじみですが、今回の第3弾もヤドカリ以外は1弾・2弾に収録されたものとなります。
そう考えると、なぜヤドカリが3色もラインナップされているかわかりますね。

■エポック社の強み
この時期のリアル系フィギュア、となるとやはりユージンの「原色図鑑シリーズ」、海洋堂の「チョコQ」と比較してしまいがち。
「リアルさ」だけに焦点を置くなら「原色甲殻類エビカニ図鑑」に分があるでしょう。
しかしながらここで解説書をよーく読んでいただきたい。
原色図鑑が「対象年齢10歳以上」であるのに対し、本作は「対象年齢6歳以上」かつ「STマーク取得済(第三者機関により安全性が認められた玩具)」。
つまり「地球生命紀行」シリーズとは、安全性とリアルな造形・塗装を両立させたシリーズなのであります。エポック社は現在でも「低価格・安全性」を重視した製品作りでバンダイ・タカトミとガチャ業界で肩を並べています(参考:エポック社のカプセルトイが攻め過ぎている理由)。
他社よりもリアルさに劣ると一蹴せず、そんなことを思いながらフィギュアを見直すと新しいものが見えてくるかもしれませんね。

  
オカヤドカリA
ペットとしても人気の陸棲ヤドカリ。水棲のタイプよりも脚はゴツめ。

今回の新規造形。
節には丁寧にオレンジ色が塗られています。
貝殻には様々な色が使われており、手が込んでいますね。
オカヤドカリB
オカヤドカリ科オカヤドカリ属には「オカヤドカリ」種や「ムラサキオカヤドカリ」種がいます。

これはムラサキオカヤドカリっぽい色をしていますが、解説書的には「オカヤドカリ」種。
ウチワエビ
第2弾から引き続き登場。
グラデーションを多用した塗装が素晴らしい。
絶妙な柔らかさのPVCであるため、触角が破損する恐れはありません(原色図鑑シリーズで破損させた経験アリ)。
オマールエビ
ロブスター、ウミザリガニなど呼び方はさまざま。
第2弾から引き続き登場。
脚が接地しないのが惜しい。
サワガニ
第2弾から色を変えて登場。
海洋堂やキタンクラブでは光沢仕上げがされたのに対し、エポックではマッド仕上げ。
丁寧なスミイレがきれいです
タカアシガニ
過去の通販サイトによるとアソート2/50のレアアイテム。
1弾・2弾にもラインナップされた常連。圧倒的なサイズ感です。
イセエビ
第1弾、第2弾に続き再び登場。前弾とカラーが違っているようです。
裏側の塗装が丁寧です。
脚の姿勢はよく見ると左右非対称でした。
オカヤドカリ(シークレット)
貝殻はBタイプと同じ。
シークレットだから特別工数がかかっている・・・というわけでもなさそう。
解説書
 
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