海洋堂 平城遷都1300年祭 公式記念品カプセルフィギュア
せんとくん 平城立体図録

■概要
販売開始:2010年6月 販売者・企画制作:(株)ブランケット・プロジェクト
造形・企画制作:海洋堂 価格:400円
販売場所:新薬師寺(奈良県)・元興寺(奈良県)・近鉄百貨店(奈良店・橿原店)・啓林堂書店奈良店
2010年は「なんと(710)立派な平城京」から1300年。これを記念して「平城遷都1300年祭」として、平城京跡を中心に奈良県各地でイベントが開催されました(僕も行きました)。
このとき、上記施設にて販売されたのがこちらのカプセルフィギュア。すべてのフィギュアにせんとくんがいるのが特徴。

■販売形態
どの場所でもベンダーは使用せず、レジに持っていく形式でした。カプセル帯にバーコードが付いていますね。

   
1. 奈良の鹿(天然記念物)
原型制作:松村しのぶ / 東田 万偶斎(せんとくん)

奈良公園で放し飼いにされている・・・わけではなく、野生という扱いになっている。
観光客に出された鹿せんべいをすごい勢いで食べますが、解説書によると「なぜか販売中の鹿せんべいは、裸で積んであっても狙わない」らしい。

フィギュアは鹿せんべいを食べる鹿。
食べこぼしが地面に落ちているのにも注目。
2. 第一次大極殿(2010年復原)
原型制作:???
3. 海を渡る遣唐使船
原型制作:香川雅彦 / 東田 万偶斎(せんとくん)

文字通り、遣唐使を唐へ運んだ船。
1300年祭に平城京歴史館と合わせて復元されました。歴史館は閉館しましたが、跡地に作られた平城京歴史公園で遣唐使船を今でも見ることが出来ます。

フィギュアは海を渡る最中の遣唐使船。オールのサイズは大きめに表現されています。
1300年祭のロゴが入っています。
4. 五重小塔(国宝元興寺 蔵)
原型制作:市原俊成 / 東田 万偶斎(せんとくん)

五重塔ではなく、五重「小」塔。
元興寺に安置されている、言わば建物の形をした仏さま。
高さ5.5メートルほどなので、当然ヒトが入れるものではない。
造りは通常の建造物と変わらないため、「建造物」として国宝に指定されています。
風雨にさらされることなく、奈良時代に作られたものが恐ろしいほど綺麗な状態で保存されています。

フィギュアは相輪(アンテナみたいなとこ)が金メッキ塗装で綺麗です。
5. 伐折羅大将(国宝新薬師寺 蔵)
原型制作:村田明玄 / 東田 万偶斎(せんとくん)
6. 伐折羅大将(復元彩色)
原型制作:村田明玄 / 東田 万偶斎(せんとくん)
7. 清める巫女
原型制作:東田 万偶斎

巫女の始まりは儀式の際に神を宿す女性「巫(かんなぎ)」でした。
現代日本では神社に勤務し、神職の補助や神楽・舞を奉仕する女性を指します。

フィギュアは境内の掃除をする現代の巫女さん。
日常的なシーンでさえ、絵になります。
8. せんとくんストラップ(2個セット)
原型制作:東田 万偶斎

ストラップ版のせんとくん。
他のラインナップに付属しているものと同じ。
カプセル・帯
 
解説書
 
全8種
 
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