海洋堂 ARTPLA 飼育員とライオンセット

■概要
販売開始:2022年8月(カプセル版)、9月(ブラインドボックス版)
販売元:海洋堂 価格:500円/550円 造形総指揮:松村しのぶ
公式サイト:コチラ
2022年4月27日、プレスリリースにて海洋堂のプラモケイシリーズ「ARTPLA」が発表されました。
これまで海洋堂のプラモケイは「ガチャーネン」などのロボ系だけでしたが、様々なジャンルへ展開していくようです。
 なお、「プラモデル」というのは商標登録されているため、海洋堂は「プラモケイ」という表記を使用しています。

■動物園シリーズ
プラモ版ARTPLAの発足と同時に、この1/35スケールの動物園シリーズが5か月連続でリリースされました。
5作とも一貫してアフリカの生き物たちとなっています。

■海洋堂ルネサンス
90年代の松村さんの雑誌連載名を冠した「ワイルドラッシュ」、ガレージキットメーカー時代からの海洋堂の理念であった「アートプラ」、そして再び動き出した「ネイチャーテイルズ」。
かつてのタイトルたちが再び、姿を変えてやってきます。

ライオン
原型制作:松村しのぶ

いよいよ始まった海洋堂のネイチャーモノのプラモデル。
どんなもんかなと組み立てましたが、思った以上に解像度が高くて驚き。

同じく海洋堂のカプセルフィギュア、「ワイルドラッシュ」のものは文字通り野性味あふれる堂々とした雰囲気でしたが、こちらは動物園でのんびりとしている・・・ような気がします。
もちろん、「にゃんたま」も造型されています。
チョコQのときは省略されていました。
カプセルに合わせた、丸いランナー。

以前、塗りがイマイチなガチャフィギュアが続いた時期があり、「もう自分で塗るからいっそプラモで出してくれ!」なんて思ったことがありましたが、まさか実現するとは。
イノシシとラーテル
原型制作:松村しのぶ

解像度が高いため、小さくても表現が損なわれません。
今のプラモ技術ってすごいんですね。

イボイノシシは「旭山カプセルズーVol.6」ぶりの立体化。

ラーテルは国内で唯一、名古屋の東山動物園で見ることができますが、イボイノシシはいません。
そんなわけでこの組み合わせは、国内ではありえない組み合わせだ。
 
ゾウガメとバケツ
原型制作:吉良かずや(ゾウガメ)、大津敦哉(バケツ・容器)

パーツ分割がしやすいことでおなじみのカメフィギュア。
塗装時にはパテ埋めの必要がないのでうれしい。

甲羅の筋や皮膚まで細かく表現されており、なんとなく食玩全盛期のディテールが戻ってきているような気がしています(未塗装だけど)。

アフリカにゾウガメっていたっけ?と思いきや、このアルダブラゾウガメはアフリカのセーシェル諸島の固有種。
おなかがへこんでいるのでオスかな。
 
飼育員と清掃用具
原型制作:村井太郎(飼育員)、水田帆南(掃除用具)

いつもの海洋堂ネイチャーフィギュアと違い、今回はニンゲンもラインナップ。
解説書によると、右側は「仕事に一区切りついて休憩しているイケメン飼育員」だそうだ。
 
飼育員と一輪車
原型制作:村井太郎(飼育員)、水田帆南(掃除用具)

タイヤはくるくる回ります。
 
柵パーツ
それぞれに柵パーツが入っており、合体させることで延長できます。
解説書
個別解説書。裏側は組み立て図。
カプセル版とボックス版で、お問い合わせ先以外は共通。
パッケージ(ブラインドボックス)
美しいパッケージイラストと組み立て図は、アーティストの古賀学さんによるもの。

裏側にはキラキラのホロ加工シールが貼られています。
箱を開けると側面の「ARTPLA」の文字に遊びがあったり、中がクリーム色の印刷になっていたりと、なかなか手の込んだ作りになっています。
パッケージ(6個入り)
miniQシリーズと同じく、箱で買ったら5種類そろいました。
ディスプレイポップ
 
inserted by FC2 system