【海洋堂 REVOGEO 全地球立体生物目録[リボジオ] RG005タガメ】
■概要
発売日:2021年4月24日 価格:8,800円 
製作総指揮:松村しのぶ 原型制作:吉良かずや 可動加工:大津敦哉 塗装設計:古田悟郎
公式サイト:コチラ
日本最大級の水棲昆虫、タガメ。
少し前にYouTuberが食用タガメを食べる動画をこぞってアップしたり、2020年には販売目的の捕獲が禁止されたりと、最近何かと話題になりました。
そんなタガメがリボジオ第4弾(ナンバリングは005)として登場。そしてギンヤンマのヤゴも付属するという豪華セットです。

■新仕様
前作オオスズメバチで新ジョイントを実装したリボジオですが、今回は新パーツ:マグネットベースを導入。フィギュアを壁などに貼り付けることが出来ます。

■蓄光版
2月に開催されたウェブワンフェス2021冬では、RG006として蓄光版が先行販売されました。

■タガメ本体
前作スズメバチから一転、カメムシ目ということで体は平たい。
翅の表面にも細かく造形がされています。

塗装は一見リアルに見えますが、メリハリが効いたグラデーションや、説明的な線の入れ方などディフォルメがされています。
それらの組み合わせでリアルに見せるのは職人技。
カマ状の前脚は3箇所の可動部で自由度が高い。
背中や脚の毛や、ツヤの入った眼など、丁寧な塗装。
呼吸管はスライド機構で出し入れできます。

呼吸菅から取り入れた空気は、翅と背中の間の気門から取り入れるそうです。
祖先は陸生だったため、呼吸システムは陸生昆虫と大きく異なるわけではないのですね。
図録2のタガメとサイズ比較。
■ギンヤンマヤゴ
おまけと言うにはもったいない、クリア素材が美しいギンヤンマのヤゴ。
頭部と胸部の連結部はリボジョイントが使用されています。
胸部と腹部の連結部と、各脚の付け根は簡単なボールジョイントで、もちろん可動。
腹部は左に曲げたポーズで固定。
触角は激細。
柔らかい素材のため意外と破損しづらい。
翅の支脈は両面に造形。裏側には細かな塗装もされています。
■捕食シーン
ヤゴを捕まえて、口吻を突き立てれば捕食シーンにできます。
■マグネットベース
新規実装のマグネットベース。
磁石が高騰していというのに・・・。
穴径が合うので、スズメバチにも付けられます。
今後のシリーズにも採用されるでしょう。
■パッケージ
今回も二重底仕様。
■発売前の展示
ワンフェス2019冬にて初展示。
 
ワンフェス2019夏では「第4弾はギラファ」と言っていましたが、忘れましょう。
 
ワンフェス2020冬ではヤゴが登場。
 
■日本の昆虫
吉良さんの日本の昆虫が続きました。今後も期待しています。
次回はギラファ。かつてガレージキットに使用された原型が可動化するようです。
今年中に出るかな?と思いきや、オオスズメバチの再販が9月に決まったので来年ですかね。
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