■概要
販売開始:2022年11月 販売者:江崎グリコ 共同制作:海洋堂
価格:935円
公式サイト:コチラ
1921年に生まれたグリコの100周年記念として、食玩ブームぶりに「グリコのおまけ」に海洋堂製フィギュアが帰ってきました。
かつては「タイムスリップグリコ」として昭和時代を懐かしむフィギュアが付属していましたが、本作のテーマは現代。
この令和時代に、様々な業界で活躍するアーティストの作品をフィギュア化しています。
■原型師の記載
製品パッケージや公式サイトに原型師の記載がありませんが、DIMEのネット記事に記載がありました。
■販売形態
従来の食玩と同じようにブラインドパッケージ販売のほか、同一フィギュアが3種のカラーバリエーションで入った「クリエイターズボックス」、全種が入った「コンプリートボックス」がありました。
■関連リンク
「クリエイターズグリコ展」のオープニングセレモニーレポート(電ホビ)
木橋ミュージアム |
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デザイン制作:建築家 隈研吾 原型制作:市原俊成 木材を使った、和テイストな建物を多く手掛ける隈研吾さん。 観光地でお名前をよく拝見します。 この「木橋ミュージアム」は「雲の上ホテル」に増築されたギャラリー。 ホテルと温泉をつなぐ渡り廊下にもなっています。 建築には「刎橋(はねばし)構造」と呼ばれる、両側から木を重ねて橋全体を支え、橋脚無しで架橋する方法が採用されています。 緻密な強度計算によって鉄骨の使用を最小限にとどめることで、木造部分を美しく見せます。 |
フィギュアは建物と風景まるごとのジオラマ。 クリア素材に塗装することで、細かな骨組みを表現しています。 |
坂井直樹 絶滅危惧種スタンプ (マレーバク) |
デザイン制作:コンセプター 坂井直樹 原型制作:松村しのぶ 「コンセプター」とは、新しいコンセプト、概念を提案し、言語化する人のこと。 坂井直樹さんは日産・「Be-1」に「ノスタルジック・モダン」を取り入れたことで、高く評価されました。 本作では「絶滅危惧種」を未来へのメッセージとして選び、マレーバク型スタンプをデザインしました。 他にも候補としてトラなどが挙がったようですが、シルエットの面白さからマレーバクが選ばれたそうです。 台座の裏には解説が仕込まれています。 |
グリコのおまけには「体験」を、ということでスタンプ型になっています。 これには、マレーバクという「種の絶滅」に加え、「ハンコ文化の絶滅」もかけているとのことです。 さらに、「食玩文化の絶滅」という3つ目の要素も加わり、非常に奥が深いフィギュアとなっていますね。 |
パッケージ |
従来、グリコと言えばおもちゃの箱とキャラメルの箱が分かれていましたが、本作は一体型となっています。 |
そして従来のグリコよりも幅が広い。 右側は以前、海洋堂とコラボした時のパッケージ(おもちゃ部分)。 |
関連ツイート |
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