メガソフビアドバンス MSA-007 アフリカゾウ

販売開始時期:2016年4月 価格:15,984円 企画制作:海洋堂
原型制作:松村しのぶ 塗装設計:古田悟郎
公式サイト:こちら
「卓上に飾れる大人のフィギュア」がコンセプトの「メガソフビアドバンス」シリーズ。第7弾は現生の陸生哺乳類最大の草食動物、アフリカゾウ。原型は1996年にHobbyJAPANに掲載されたもので、ソフビキットが発売される予定でしたが結局未発売。しかし、20年の時を経てついに製品化されました。
「メガソフビ」の名にふさわしいラージサイズ。パッケージによると“レジン原型の焼き出しによる金型製法と最新の成型技術を融合した、最も原型を忠実に再現する製法で成型”とのこと。この20年の間の技術の進歩も発売の後押しをしたようです。ポリストーン製のフィギュアがぱったり途絶えた今、これの登場で今後の海洋堂ネイチャーフィギュアの方針を示したように感じます。
比較的高価ですが、値段に見合った出来だと思います。おそらくまた数十年後にはプレミア価格で取引されることになるでしょう。今が買いです。
ワンフェス2016冬では未塗装組み立てキット版(\7,000)が発売されました。

せっかくなのでHJ掲載時と同じアングルで撮影。自分は若いオタクなのでわからないのですが、オールドファンにとってこれの発売は感慨深いものだったのでしょう。
サイズは全高約300mm、全長約450mm。
迫力あるオス。ゾウが歩くときの両足の間隔は意外と狭いため、ソフビフィギュアのポーズとしてはコケやすいため不適。結局この軽い威嚇のポーズが採用されたとのこと。
インドゾウよりも細くて長い四肢も特徴。
ちなみに松村氏のアフリカゾウは他にもう一種類います
皮膚のシワの再現も素晴らしいのですが、牙の塗装に感動。間違いなく最近発売されたメーカーモノでは最高峰の出来ではないでしょうか。
メガソフビアドバンスの箱と言えば紫色の味気ないものだというイメージでしたが、いつからかカラー印刷のデザインになったようです。本体がデカければ箱はもっと巨大。持ち帰る際にはご注意を。ホンマに大人の道楽やで・・・。
inserted by FC2 system