販売時期:2006年10月7日~2007年2月18日 価格:5,000円
造形企画制作:海洋堂 原型製作:寺岡邦明 公式サイト:コチラ
国立科学博物館で開催された「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」にて販売されたフィギュア。
古代エジプトの遺産に続き、大英博物館側から海洋堂がオファーを受けて制作したそうです。イギリスでの「ミイラと古代エジプト展」には間に合わなかったため、日本が世界最速発売だったとか。この展示会では、上述2003年販売の「古代エジプトの遺産」も仕様を変更して再販しています。
展示会の目玉はおよそ2800年前のミイラ「ネスペルエンネブウ(Nesperennub)」。2004年に医療用レントゲン機器でスキャニングされ、3D映像化されました。展示会では3DシアターでこのCGが上映されたようです。和名タイトルの「バーチャルマミー」はそこから来ているのでしょう。個人的には英語タイトルのほうが好きですが。
棺に描かれた美しい絵の再現や、細かいリネンの包帯、当時の展示会限定モノとしては比較的高価な5,000円ですが、その価値は十分にあります。いったい今だったらいくらで販売できるのだろう・・・。