チョコエッグ 日本の動物コレクション第4弾

販売開始:2000年9月25日(東日本) 12月8日(西日本) 販売元:フルタ 原型製作:松村しのぶ
カプセルカラー:青 (シークレットのみ白や黄色の場合あり)
夏はチョコが溶けてしまうため、3弾発売後はしばらくお休み。そして待望の4弾が発売されました。発売時期が分けられたため、前期・後期で個体差がでたようです。発売時期を地域によって分けたのは、「一度に全国分を倉庫に保管できないから」だと2ちゃんに書いてありましたが、どうなんでしょうね。今回から、今までのような2個入りパッケージは廃止されました。中国の技術が向上したため、グラデーションを用いた塗装や目立ちづらい分割など、今後最高峰の食玩となる片鱗が見え始めています。また、現地工場で安定した成型素材の流通ラインを確保できたのか、素材は上質なものに統一され、クリア成型が多用されました。カプセルにできるだけ大きなものを入れるために、フィギュアの内部を空洞にするなどの細かいテクニックも導入し始めました。
110. ムササビが当初大きすぎてカプセルに入らず、急きょ作り直したのは有名な話ですが、リストの画像の修正は間に合わず、当初の通称「ボクサームササビ」の画像がそのまま使われています。
なおシークレットのキタダニリュウは5弾にもラインナップされたようです。

    
097.ニホンイタチ
普通のイタチ。松村氏曰く、首を曲げた状態でも型抜きがうまくいくか試したとのこと。
098.トノサマバッタ
大型のバッタ。原型の眼が型抜きで引っかかるため、若干そがれた製品版。
099.メガマウス
20世紀後半に発見された新種のサメ。仲間同士で口を大きく開けて見せ合ったのではという解釈のもとでこのポーズに。
100.アライグマ
北アメリカ原産の帰化動物。絶妙な体色のグラデーションに中国の工場が追いついてきました。
101.アユカケ
清流に棲むカジカの仲間。ラインナップが増えてきてリアルさで勝負を仕掛けてきた第4弾の姿勢がよくわかる。クリア素材の使いどころがうまい。
102.カンムリカイツブリ
日本最大のカイツブリの仲間。浮き巣に上がろうとしているシーンをフィギュア化。顔の塗り分け部分は彩色見本ではグラデーションになっています。
103.オオダイガハラサンショウウオ
ほとんどのサンショウウオには斑紋があるが、こちらは黒一色。ぬめっとした質感がよく出ています。初期はクリア素材がむき出しで透けすぎだったため、修正された。
104.ライチョウ(♂)
氷河期の生き残りと言われているように、気温の低い高山帯に生息する鳥。「ビーパル」で行われた読者投票で1位を獲得し、ラインナップに加えられました。
105.キレンジャク
冬に渡来する冠羽が特徴的な小鳥。中国工場のグラデーション技術に松村氏も大満足。
106.ゼニガタアザラシ
北海道に生息する小型のアザラシ。体の模様は塗装見本と違っていますが、これはこれでOKとのこと。閉じた目の塗装のせいか、若干のおもちゃっぽさが残念。
107.アオミオカタニシ
沖縄に生息する原始的なタイプのカタツムリ。目は触覚の付け根で、ふたをもつ。ふたの色が彩色見本と違っていますが、リペイント版の「わが天」で修正されました。
108.アズマモグラ
中部以北に生息する普通のモグラ。前脚の向きが独特で、型抜きが難しかったためこれまで避けてきたそうです。型抜き技術が上がったためラインナップに入りました。
109.スルメイカ
触腕を突き出して獲物に襲い掛かる直前を立体化。ヒレの位置を間違えてしまいましたが、「わが天」では修正。
110.ムササビ
モモンガより大きいリスの仲間。問題のフィギュア。腕を縮めて緊張しているポーズに。色違い(亜種)は書籍付録として販売
111.イシイルカ
おなかから白い部分が始まるイシイルカのイシイルカ型。イシイルカのリクゼンイルカ型は胸びれの辺りから白い部分が始まる。そちらはビーパルコレクション版
112.アカショウビン
夏に全国に渡来するカワセミの仲間。赤い鳥をラインナップに入れたかったとのこと。原型の羽や足の細かい表現は省略。
113.クサフグ
名前の由来は背中の緑色。
114.アオバト
グラデーションが美しい。
115.カブトエビ
こちらもクリアパーツをうまく使っています。
116.ウミネコ
猫のような声で鳴くらしい。
117.エラブウミヘビ
おとなしいらしい。
118.モリアオガエル
斑点がきれいです。
119.アカザ
毒を持っています。
120.ハタネズミ
毛並みがうまく表現できています。
キタダニリュウ(茶)
福井県で発見された恐竜。この当時はこのようなドロマエオサウルス科の姿に復元されていましたが、実際は違ったようです。現在ではフクイラプトルという学名が付きました。
キタダニリュウ(白)
キタダニリュウ(黒)
解説書
キャンペーン告知あり・なし
"ボクサームササビ"に注目。
パッケージ
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