小学館 チョコエッグ百科BOX

■概要
発売日:2000年10月 価格:3,500円(BOX版) 1,300円(通常版) 出版社:小学館
■付属フィギュア
通常版:ライチョウ(冬羽)
BOX版:上記に加え、フィギュア7個
■掲載範囲
日本の動物1~3
■内容
動物の情報、ペイントマスター写真、製品版写真、動物写真、亜種の有無、フィギュアデータ(重さ・パーツ数・塗装工程数)、松村さんと動物写真家中川さんの対談。
■その他見所
・決定前の5弾仮ラインナップ(テキストのみ)
・チョコエッグができるまでの工程を詳しく解説した「Making of Choco Egg」
・松村さんへのインタビュー。
■総評
アウトドア誌・ビーパルがプロデュースするだけあり、数ある関連書籍の中でも特に読み応えのある本です。
松村さんのコメントは動物写真家の中川さんとの対談形式であるため、専門家・動物好きどうしの視点からフィギュアに触れている点が面白い。
ひとつ欠点を挙げるとすると、完全に「日本の動物シリーズ」にフォーカスを当てており、「ペット動物シリーズ」は完全にスルーであること。
■続巻
チョコエッグ百科BOX2
チョコQ百科

ニホンアマガエル(黄色色素欠乏個体)
ノーマル:日本の動物1

3種類の色素のうち、黄色色素を失うとこうなるらしい。
イトウ(通常色)
ノーマル:日本の動物3

黒い斑点が細かい通常版。
オコジョ(冬毛)
ノーマル:日本の動物2

全身が冬に真っ白になるが、尾の先だけは黒。
マガモ(メス)
ノーマル:日本の動物3

メスのほうが地味なのは抱卵期に目立たないようにするためだとか。
アカテガニ(赤みが強い個体)
ノーマル:日本の動物3

個体差が大きく、真っ赤なものもいる。
クサガメ(メラニズム個体)
ノーマル:日本の動物1

オスは成熟すると模様や目まで全身真っ黒になる。
テン(スステン)
ノーマル:日本の動物1

テンの冬毛はバリーエーションが多い。これもその一種。
ライチョウ(冬羽)
ノーマル:日本の動物4

初雪とともに真っ白に。
解説書
8種すべてに付きました。
数ある関連書籍でも、この解説書が付くのはこのシリーズだけ。組立図はなし。
 
BOX版は太くて大きな箱に入っています。箱の側面には動物たちの学名が印刷されています。
観音開きに出来る変わったパッケージ。書籍とライチョウがVHSの箱のようなプラスチックケースに入っており、通常版はこのまま販売されていたようです。
 
 
松村氏と中川氏の対談、動物の写真・データ、製品版のデータ、これが全96種ひたすら続きます。読み応えバツグン。
チョコエッグができるまでの解説は必見。
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