MIU深海生物フィギュアコレクション The Deep Sea Odyssey 2

■概要
販売開始:2001年9月 原型総指揮:松村しのぶ
DyDo MIUに付属した深海魚シリーズ第2弾。今回はメンダコやシーラカンスなど、有名どころがたくさん。今回の探査艇は通常ラインナップに加入。ただし低アソートだったため、当時のコレクターたちは3色そろえるのに苦労したようです。

■深海探査服
前回「深海探査艇」が単品発売されたように、今回は「深海探査服」が海洋堂ホビーロビー、ファミリーマートで販売されました。

■蓄光版
今回ラインナップされなかった蓄光バージョンですが、翌年1月発売の「ポケ玩ランド ボトルキャップ道」の付録としてシーラカンスのみ付属し、残りは1500円分の定額小為替を徳間書店に送ることで、5月中旬に送付されました(申込み締切は3月30日)。

■最初の「AQUATALES」
2002年冬のワンフェスでは「黒潮コメッコ」の原型が「アクアテイルズシリーズ」として展示されました(このとき販売形態は未定だった)。
それうけて、上記蓄光版のパッケージに初めて「AQUATALES」のシリーズ名が記載されました。

■海洋堂の深海生物
深海魚シリーズのフィギュアを他社ぶっちぎりで販売した海洋堂ですが、次の深海魚のシリーズは 2014年のカプセルアクアリウムの深海生物、2016年の日本の水族館の深海生物と間が空いてしまいました。やはり早すぎたようです。

■次回作
黒潮コメッコ

  
  
01. ハオリムシ
原型制作:松本栄一郎

硫化水素を含んだ熱水噴出孔付近に住む。同じような環境にユノハナガニや貝類も居る。
02. テンガイハタ(幼魚)
原型制作:山本聖士

リュウグウノツカイの近縁の種。成長すると1.5mほどになる。
03. ユメナマコ
原型制作:松本栄一郎

泳げる深海のナマコ。食事は海底に降りて有機物を食べる。
04. ボウエンギョ
原型制作:菅谷中

大きなレンズを持つ。少ない光を集めるために適している。大西洋のみに生息。
05. ホソミクジラウオ
原型制作:菅谷中

大きな口と顔つきからこの名が付いた。眼が小さいが水の振動を感じる側線が発達している。
06. テンガンムネエソ
原型制作:田熊勝夫

英名は「手斧」を意味する。体の下側の発光器で下側の外敵から身を守る。
07. メンダコ
原型制作:菅谷中

最近人気の深海のタコ。平たくなったりドーム状になったり自由自在。
08. シーラカンス
原型制作:松本栄一郎

1938年にアフリカ南東部で発見された。インドネシアでも近縁種が発見されている。
09. ギンザメ
原型制作:松本栄一郎

原始的な軟骨魚。飛び出た歯から別名「ラット・フィッシュ」と呼ばれる。
10. 深海探査艇(赤)
原型制作:若島あさひ

モデルはなんだろう。
10. 深海探査艇(黄)
原型制作:若島あさひ

DSO-IIはDeep Sea Odyssey 2のことっぽい。
11. 深海探査艇(白)
原型制作:若島あさひ
マッコウクジラvsダイオウイカ
原型制作:松村しのぶ

最も深く潜れる哺乳類。イカ類を主食とし、ダイオウイカと戦うことも。傷だらけです。
解説書
 
限定版パッケージ
 
深海探査服(白)
原型制作:若島あさひ
「船の科学館」にモデルとなった「JIM」が展示されているようです。見てみたいな。
深海探査服(オレンジ)
原型制作:若島あさひ
深海探査服(黄)
原型制作:若島あさひ
ボトルキャップ道
シーラカンス蓄光版が付属した「ボトルキャップ道」。ブリスターパッケージ入り。
蓄光版パッケージ
上記書籍の通販で入手できた蓄光版セット。
折り目無しの解説書9枚も入っています。
最初の「AQUATALES」である点に注目。
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