エポック社 地球生命紀行 生きた化石

■概要
販売開始:2003年8月 価格:200円 原型制作:判治靖郎 発売元:エポック社
太古から姿を変えない「生きた化石」をテーマにしたシリーズ。
2003年~2004年の地球生命紀行シリーズはボリューム感があり、この弾も比較的大き目サイズになっています。
前作「サメ・エイ。」から引き続き学名がプリントされた台座が採用されており、さらに今回は地球儀風のデザインとなっておりカッコいい。
残念ながらこの仕様の台座は(おそらくコスト上の問題であろうが、)これ以降の海洋生物シリーズには採用されなくなりました。

■粒ぞろいの傑作
本作はラインナップ・造型ともにかなり出来の良い弾となっています。
地球生命紀行と他社製品の比較については「蟹・蝦。PART3」のページで語っています。

次弾:鷹・鷲

    
カブトエビ
日本の水田でみられるカブトエビ。
生きた化石と言えばカブトガニのほうが有名な気がしますが、おそらく「カニ・エビ。」ですでにラインナップされているためカブトガニが選出されたと予想。
三葉虫を起原とし、2億年姿を変えていないそうです。
ディスプレイすると見えない腹側もきちんと造型されています。
ピラルクー
アマゾンの巨大魚ピラルクー。
ラメの入ったようなキラキラ塗装がいい味出してます。
 
手持ちのカプセルサイズのピラルクーではピカイチの出来。
オキナエビスガイ
 
カンブリア紀の化石記録も残る原始的な貝。
美しい貝殻はスリットが入った特徴的な形をしています。

活発に泳ぐ生き物ではないので、支柱は不要なのでは・・・。
シーラカンス
本作は魚類が「だいたい同じ長さ」になるように造型されているため、上下に幅のあるシーラカンスは大ボリュームとなっています。
ピラルクーと同じく、ラメ入り塗装がきれいです。
ネオケラトドゥス
 
オーストラリアに生息するハイギョの仲間で、フィギュア化が少ないので貴重。
古代魚らしいフォルム。
オウムガイ
アンモナイトを思わせるフォルムですが、直接の子孫ではない。
 
やはりこちらもデカいので細部まで塗装が行き届いています。
良い出来。
ラブカ
前作「サメ・エイ。」ではラインナップされなかった深海ザメが、こちらにラインナップ。
オオサンショウウオ
 
未入手
解説書
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