海洋堂 カプセルQミュージアム
マグネット水族館 日本の食用魚

■概要
販売開始:2013年4月 販売元:海洋堂 価格:300円 造形総指揮:松村しのぶ
公式サイト:コチラ ホビーロビー東京のレビュー(旧)
食卓に並ぶタイプの海の生き物たちがマグネットで登場。サイズはこれまでの食玩フィギュアたちよりひとまわり大きめであるため、実用性はバッチリ。
分割はエラの部分でされているため、分割線は目立ちません。

■幻の第2弾
第2弾はトラフグ、マサバ、メバル、毛ガニ、ホタテ、イセエビのラインナップで同年10月発売予定で卸し向け広告も出回っていたようですが、結局発売されることはありませんでした。

■関連フィギュア
同時発売された「ウオコレ!干物の根付」では加工された魚達を見ることが出来ます。
マグネットが仕込まれたフィギュアとしては「樹液に集まる昆虫」(2015)がありました。

       
1.クロマグロ【黒鮪】
原型制作:寺岡邦明

体長3メートルの大型魚。

「マグロ」と呼ばれる魚にはミナミマグロ・メバチマグロ・キハダマグロ・ビンチョウマグロ、そしてクロマグロなどがおり、クロマグロは「本マグロ」として流通しています。

特徴である 厚みのある胴体はもちろん、黄色い背ビレの先端にも注目。
海洋堂の歴代のクロマグロたち。
アクアランドは高速遊泳形態、黒潮コメッコはよりメタリックなカラー。

今回は生き生きと泳ぐ、というよりは水揚げされたような印象。
2.マダイ【真鯛】
原型制作:松本栄一郎

「めでたい」縁起モノとして人気の魚。

このサイズだと満足感がありますね。赤地に青い斑点がきれいです。
ヒレはクリア素材を活かした塗装。
マグネットとして使いやすいように、胸ビレは胴体と一体パーツになっています。

週天図録に比べて派手な赤色。おいしそう。
3.ヒラメ【鮃】
原型制作:寺岡邦明

見る方向が限られるためか、これまでのボトルキャップシリーズでは登場しませんでしたが、マグネットとは相性バツグン。
歯も造形されています。
4.サケ
原型制作:木下隆志

これまで海洋堂ではフィギュア栄えするカラフルなサケの仲間たちがリリースされましたが、一般的で地味なタイプが登場。
塗装見本のメタリック感は製品版では再現しきれず、イマイチ。
5.マアジ【真鯵】
原型制作:寺岡邦明

ザ・日本の大衆魚。

触ったら柔らかそうに見えるほど、光沢のある塗装がめちゃくちゃリアル。
6.マダコ【真蛸】
原型制作:田熊勝夫

「食用魚」のラインナップを魚類だけで済まさないのが海洋堂。
1弾では変り種としてタコが選出されました。

表側はドライブラシによる塗装が絶妙で素晴らしい。
そして裏側の吸盤はひとつひとつ丁寧に塗られていて驚愕。
解説書
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