■概要
販売開始:2023年5月 価格:10,780円
原型総指揮:松村しのぶ 原型製作:木下隆志、水田帆南
可動加工:大津敦哉
公式サイト:コチラ
前作ギラファの発売が2021年10月でした。
というわけで久々のリボジオの新作はクロオオアリ。
本作は1パッケージで2体入りとなっています。
■直営店特典
海洋堂直営店(海洋堂オンラインストア・ホビーロビー東京/門真)マルイウェブチャネル限定で「幼虫フィギュア」が付属しました。
オオスズメバチのときの予約特典はまったく購買欲をそそられませんでしたが、今回は完全作り下ろしで嬉しい。
■頑張れリボジオ
順当にいけば次はアメリカザリガニですが、前回のワンフェスで展示がありませんでした。
2023年にリボルテックブランドがリニューアルされましたが、どさくさに紛れてお蔵入り、なんてことにならなければ良いですが・・・。
現在、可動生き物フィギュア界はバンダイの「いきもの大図鑑」の独壇場。
「いきもの大図鑑プレミアム」に関しては、サイズ・価格帯が完全にリボジオの競合となっています。
これから先、リボジオが何を出してもバンダイの二番煎じとなるかもしれません。
それでもやっぱり、生き物フィギュアのパイオニア、海洋堂の製品が見たい。
シリーズの存続を望みます。
■本体 |
ハチ目・アリ科・ヤマアリ亜科・オオアリ属クロオオアリ。 日本列島に分布するアリの中では最大となる大型のアリ。 腹部などに生えている短い毛も表現されています。 |
仕様上は「可動部18箇所」ですが、これが分かりづらい。 脚と胴体の付け根は、可動部判定されていないっぽい? 破損が怖くて回せません・・・。 |
ギラファに続いてまた黒いムシかぁ、なんて思っていましたが、本作はクリア素材を活かした塗装になっており、これまでのリボジオとは全く異なる印象を受けます。 |
スズメバチと比べると、全長・ボリュームともにひかえめ。 |
●ディテールチェック 実物に対する拡大率は、これまでのリボジオの中で最も高い。 そんなわけで、肉眼では見られないクロオオアリの身体をフィギュアでチェックしていこう。 |
複眼のツブツブが細かく造型されているほか、口ひげ?のような部位もあります。 |
触覚は長いですね。 腹部は松ぼっくりみたいな構造。 先端になるほどクリア感の強い塗装になっています。 |
●2体入り |
典型的な社会性昆虫であることを、販売形態でも表現しているのだ。 (金型に対する生産数の都合でしょ、とか言ってはいけない。) |
■付属品 本作では卵が標準付属。 さらに、直営店では幼虫も付属しました。 これは直営店で買わざるをえませんね。 |
●卵 |
3つがつながっています。 |
●幼虫 |
原型は松村さん。 脚は見当たりません。 |
●アーム・スタンド・ジョイント |
いつものアーム・スタンドのほか、フィギュアをがっちり掴むハンドのようなパーツが初めて付属。 胴体の穴はいつもより小さいため、スタンドとの接続のための専用のジョイントパーツが付いています。 標本みたいに飾りたいときは必須。 |
本作付属のハンドはクリアカラーで嬉しい。 今後の撮影にも使えそうです。 ハンドパーツはバンダイ製フィギュアにもついてきましたが、なぜかクリアイエローでイマイチでした。 |
■パッケージ |
2体入り。テーマカラーはブラウン。 |
■発売までのあれこれ ●2021 ・冬のワンフェス(オンライン)で「ギラファの次はアメリカザリガニ」と開発サイドからコメント ・秋のワンフェスにて「次回作がクロオオアリ、2022年2月発売」が発表 |
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●2022 2022年夏のワンフェスにて「2022年11月発売、7,700円」、「次々回作がアメリカザリガニ、2023年3月発売」が発表 |
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●2023 ・2023年冬のワンフェスではペイントマスター?(サンプル?)が展示され、発売間近をにおわせるも「発売時期未定」で展示 ・直後に4月発売が公式にアナウンスされ、ようやく発売が確定 ・さらに1か月延期され発売 |
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