ラインナップ |
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01. 蒼穹 宇宙遊泳 02. 遠雷 ソユーズロケットの発射 03. 巨神 木製儀&パイオニア探査機 04. 聖夜 月の暗黒面から出るアポロ8号 05. 残照 夕焼け空に浮かぶスカイラブ |
06. 帰郷 落下するミール宇宙ステーション 07. 銀河 クリスタルガラスに封入された銀河 00. 侵略 火星人 EX. スペースシャトル |
■概要
販売開始時期:2004年7月 価格:300円 総監督:岡田斗司夫 造形企画制作:海洋堂
発売者:タカラ 販売者:ドリームズ・カム・トゥルー
「スターテイルズ」シリーズ第2弾は、「黒」と「白」の二つの展示場に分けられました。
こちらの【白のパイオニア】は"パイオニア(=先駆者)"が示すとおり、史上初の試みを成功させた出来事をテーマにしています。ソユーズロケットや宇宙ステーションミールは【黒のフロンティア】でもラインナップされていますが、そのようなテーマの違いによりフィギュアとして表現されているシーンが違います。
■次回作
解説書には第三展示場の予告としてスペースシャトルとロケットのシルエットが載っていますが、それが発売されることはありませんでした。
しかし、少し時間が経った2007年4月には第一展示場と第二展示場の解説書を再編集した「図録
王立科学博物館」が発売され、初版特典としてスペースシャトルのフィギュアが付属しました。
■それから時が経ち・・・
2014年には「宇宙への挑戦」が発売されました。残念ながら出来栄えはこのシリーズに及びません。この「王立科学博物館」シリーズは宇宙モノミニフィギュアの金字塔としてこれからもあり続けるでしょう。
前弾:第一展示場【月とその彼方】 同時発売:第二展示場【黒のフロンティア】
次回作:図録王立科学博物館
最新作:宇宙への挑戦
01. 蒼穹 宇宙遊泳 |
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原型制作:岡崎宣彦 1965年、ジェミニ計画においてエドワード・H・ホワイトが21分間の船外活動を成功させた。右手に持っているのは宇宙銃と呼ばれ、3つのノズルから酸素を噴出することで船外での姿勢制御を目的としている。しかしこれが使われたのはたったの1回であった。 アンビリカル・ケーブルを支えにすることで宇宙遊泳の様子を表現しています。 |
02. 遠雷 ソユーズロケットの発射 |
原型制作:米良健一郎 1975年の冷戦真っ只中、アメリカのアポロ宇宙船とソ連のソユーズ宇宙船を軌道上でドッキングさせる"宇宙での握手"と呼ばれるアポロ・ソユーズ実験計画ミッションが実行された。 フィギュアはこのとき使用されたソユーズ19号であるが、【黒のフロンティア】03.の機体・設備と同じっぽい。こちらの機体の色が白いのは、酸化剤によって氷に覆われているため。 |
03. 巨神 木製儀&パイオニア探査機 |
原型制作:田熊勝夫 1973年にアメリカの惑星探査計画であるパイオニア計画において、パイオニア10号が木星に到達し観測に成功。機体には原子力電池を搭載し、観測後も信号を発し続けていたが2003年に信号途絶。 白のパイオニアにふさわしい機体。 |
04. 聖夜 月の暗黒面から出るアポロ8号 |
原型制作:BEAGLE 1968年、アポロ8号計画は世界初の月軌道の有人飛行を実現させた。ソ連に先をこされることを恐れ、かなりの前倒しであったにも関わらず成功させ、当時の熱狂ぶりは月面着陸のときよりも激しかったとか。 フィギュアは地球との交信が途絶える月の裏側から現れる機械船を表現。これはパイオニアともフロンティアともとれます。 |
05. 残照 夕焼け空に浮かぶスカイラブ |
原型制作:岡崎宣彦 1973年に打ち上げられた宇宙ステーション。20号まで計画されていたアポロ計画が17号で打ち切られたために、発注済の機器を利用して打ち上げられた。本体はサターンV型ロケットの3段目を利用している。ソーラーパネルは打ち上げ時のトラブルにより片方しかないため、太陽に正対した姿勢をとらなければならない。そんなシーンを地表の夕焼け空とともに表現。 |
06. 帰郷 落下するミール宇宙ステーション |
原型制作:松本栄一郎 1989年に打ち上げられたミールは予定よりも長く運用され、2001年3月に大気圏突入後、安全な海上に破片を落下させるという最後のミッションにあたった。タイトルを"墜落"ではなく"帰郷"にしたのは、そのような背景を知れば納得できる。 そのため、【黒のフロンティア】の04.のミールの土台が大陸であるのに対し、こちらは海面。 |
07. 銀河 クリスタルガラスに封入された銀河 |
【黒のフロンティア】と同じ。 |
00. 侵略 火星人 |
原型制作:松本栄一郎 【黒のフロンティア】と同じ。 |
パッケージ |
エドワード・H・ホワイト宇宙飛行士が描かれたパッケージ。タイトルは箔押し仕様で高級感があります。 |
10個入りパッケージ |
モリナガ・ヨウ氏のイラストをふんだんに使ったパッケージ。 |
解説書 表/裏 |