■概要
販売開始:2023年8月 販売元:海洋堂 価格:400円
造形総指揮:松村しのぶ
芋虫ストラップ、「イモコレ!」の3年ぶりの新作、第5弾。
変わり種枠として「サナギ」がラインナップされており、ネタ切れを感じさせません。
実は2022年5月の「海洋堂と虫虫展」での松村さんのトークショーにて、作成中の「アゲハ」「ツマグロヒョウモン」の3Dデータが紹介されていました。
■最近のカプセルQ
新作のリリース頻度が落ちている一方、過去作の再版が行われるようです。
10月にはフクロウ大全(2014)、12月には衛生害虫博覧会(2015)が計画されており、好意的に見れば入手できなかった製品を手に入れるチャンスですね。
当然、新製品もリリースしてほしいところですが・・・。
■関連フィギュア
イモコレ!
イモコレ!4
アゲハ(ナミアゲハ) |
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原型制作:松本栄一郎 何度目のアゲハ幼虫なんだ、という気もしますが、やはりイモムシ界のスターということでラインナップから外せないのでしょう。 今回は明るい塗装となっています。 |
左から1弾、4弾、本作。 |
1弾とは塗装が大幅に変わっているうえ、身体をくねらせたポーズになっているため、別物です。 |
ツマグロヒョウモン |
原型制作:松本栄一郎 毒々しい体色とトゲをもつイモムシですが、意外にも無害なうえトゲも柔らかい。 成虫はオレンジ色の美しい蝶で、親と同じ色を使用していると思えば納得のカラー。 やはりこのようにトゲの多い造型には、デジタル造形との相性が良いようです。 |
モンシロチョウ |
原型制作:寺岡邦明 キャベツにくっついていることの多い通称「アオムシ」。 全身緑色のイメージがありましたが、このように斑点模様があるのですね。 |
オオゴマダラ |
原型制作:松本栄一郎 白くて美しい成虫になることが想像できない風貌の幼虫。 エサとなる草、「ホウライカガミ」には毒が含まれ、それを体内にため込むそうです。 |
オオゴマダラ金色の蛹(さなぎ) |
原型制作:寺岡邦明 今回の変わり種枠として、幼虫につづいてサナギがラインナップ。 |
オオゴマダラさなぎのフィギュアと言えば「原色日本昆虫図鑑4」。 今回の方が大きいですね。 また、今回はクリア素材にメタリック塗装を施すことで、面白い仕上がりになっています。 |
解説書 |
ディスプレイポップ |