■概要
発売元:タカラトミーアーツ 監修者:富田京一 価格:300円
販売イベント:恐竜王国2012 会期:2012年7月21日~9月23日 会場:幕張メッセ
「恐竜王国2012」にて販売された限定ガチャ。
ラインナップは特別展で展示された恐竜達からなっています。
シークレットのユティランヌスは、「羽毛痕跡のある実物化石」が世界初公開され、本特別展の見どころのひとつでした。
種小名まで表記するあたりはさすが公式タイアップ品といったところ。
造形は良いのですが、量産時の金型の問題なのか、分割部分が荒いのが残念。
しかし注目すべきはその塗装。展示された鮮やかな復元画や復元模型を上手く再現しています。
なおこの恐竜展の復元画は、海洋堂のフィギュアでおなじみの山本聖士さんが多数担当されています。
■特別展とタカトミ
原色恐竜「大」図鑑と似たタイトルで原色大恐竜図鑑(2011)があります。こちらは恐竜博2011のタイアップでした。
2010~2015年は、夏の特別展はタカトミのガチャとのコラボが盛んでした。
・大哺乳類展-陸のなかまたち-(2010)→ツノのある動物図鑑(ハンティングトロフィー)
・大哺乳類展-海のなかまたち-(2010)→原色海生哺乳類図鑑
・恐竜博2011→原色大恐竜図鑑
・大アマゾン展(2015)→最大生物 アマゾン編
■もうひとつの限定フィギュア
会場ではこのガチャのほかに、フェバリット製のティラノのフィギュアも販売されました。
ページ下部参照。
ティランノサウルス・レックス |
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未入手 ティラノが「ティラノ」か「ティランノ」かは、書籍や展示会の監修者に寄ります。 今回の総監修者は長谷川善和さん(群馬県立自然史博物館・名誉館長)。 たしかに群馬県立自然史博物館監修の書籍では「ティランノ」表記を良く見ますね。 |
この特別展のティラノすごい好きなんです。 かっこよすぎて恐竜博2019のフィギュアをコイツっぽく塗装しちゃいました。 |
トリケラトプス・ホリドゥス |
口内まで丁寧に作りこまれていますが、分割線がガバガバ。 頭の模様があるかないかでかなり印象変わりそう。 |
原色大恐竜図鑑と造形が似ている・・・ような気がします。 |
アロサウルス・フラギリス |
この特別展、とにかく獣脚類を羽毛にしまくったようで、珍しくアロサウルスも羽毛表現されていました。 羽毛が生えていたのは寒い地方に生息していた恐竜だけだった、という説もあるので、なんとも言えませんね。 フィギュアももちろん羽毛表現。残念ながら左前脚と後脚が一体化してしまっていますね。 塗装は口内の歯に墨入れまで施してあり、手が込んでいます(出来栄えはさておき)。 経年劣化でかなり前かがみになってしまっています。 この手の問題はドライヤーで温めると改善されますが、すぐ戻っちゃいました・・・。 僕は持っていませんが、ステゴサウルスのトゲがささった尻尾も同梱されたそうです。 |
ステゴサウルス・ステノプス |
身体のグラデーションがキマっています。アロサウルスと同じく、動きのあるポージングがいい感じ。 |
アロサウルスと並べれば、対決シーンを再現できます。本当は専用パーツ(尾)を使うと良いのですが。 台座も凹凸が上手くはまるようになっています。 |
ズケンティランヌス・マグヌス |
白亜紀の中国に生息していたティラノサウルスの仲間。 顎はティラノサウルス・レックスよりも細いのが特徴。 もちろんこやつも羽毛表現。 |
シノケラトプス・ズケンゲンシス |
白亜紀の中国に生息していた角竜。 注目すべきは頭部の塗装。 スミイレで造形を際立たせており、かなり気に入っています。 そういえばジュラシックワールドにも出演して話題になりましたね。 |
本作のラインナップは対立構造になっており、シノケラトプスは同じ時代・地域に生息していたズケンティラヌスと対になっています。 |
ユティランヌス・フアリ |
未入手 |
解説書 |
いつもの原色図鑑のものと同じ。 |
関連ツイート |
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ずらりと並んだベンダー。いい時代だなぁ。 フィギュアごとにカプセルカラーが決まっていたようです。 |
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フェバリット製のフィギュア。限定500個。 |
ラインナップ |
ティランノサウルス・レックス トリケラトプス・ホリドゥス アロサウルス・フラギリス ステゴサウルス・ステノプス ズケンティランヌス・マグヌス シノケラトプス・ズケンゲンシス ユティランヌス・フアリ |