チョコQ アニマテイルズ 日本の動物7

■概要
販売開始:2003年3月 販売元:タカラ 原型製作:松村しのぶ
2002年のイベント、「チョコQミュージアム」で一部原型が公開され、2003年3月にリリース。今回も前弾と同じく、ペット動物と同時発売でした(※東西入れ替え制)。
チョコQ百科」の中で松村氏は「7弾ともなるとネタが切れてきたので、あえてネタ切れ感を出しています」と語っています。

■進化が進む分割
直前に発売されたわがままな天然列島2で採用された新たな分割法(直線的な分割ではない)をこちらでももちろん採用。前作日本の動物6は技術的にはチョコエッグ時代の延長線上のように感じましたが、この分割法により完成度がぐっと上がりました。

■お騒がせオオクワガタ
シークレットのオオクワガタの3つめについて、初期の解説書には「第三段階(だいいちだんかい)」と間違ったルビがふられていました。すぐに修正版が投入されましたが、なぜか記載は「第三段階」→「最終段階」に変更されました。
これにより、シークレットが3種/4種(「第三段階」と「最終段階」を別物ととらえるかどうか)で意見が割れ、タカラに問い合わせると3種、HLTには4種が展示してあると言うカオスっぷり。
「第三段階」と「最終段階」は明らかに塗装が違っているという意見や、エラーで第ニ段階や第一段階の頭部が「第三段階」に入っていたものなどもあり、「最終段階」が「第三段階」の解説書修正版とは思えなかったのが混乱を招いた原因でした。また、この変更は海洋堂の意向ではなく、タカラ側の独断によるものだとも言われています。

■先行販売
発売日の数日前には「チョコQ特別限定コレクションケースセット(\1000)」が販売。こちらには日本の動物6×4個と、先行販売としてパッケージなしの日本の動物7×2がケースとともに販売されました。

    
169.アカコッコ
「ビーパル」のフィギュア道場で作ったもの。

アニマテイルズシリーズはスカルピーで造形されていますが、こちらのみフィギュア道場で参加者へのデモンストレーションにその場で造形したものであるため、ファンドで造形されています。
170.ゴマフアザラシ
今回は遊泳ポーズ。
171.イイズナ
北海道や東北に住むイタチ。
172.ミズラモグラ
日本固有のモグラ。
173.ニホンヤモリ
足の裏まで見て欲しいです。
174.エゾユキウサギ
このポーズは雪ウサギの特徴らしいです。
175.ニホンリス(冬毛)
夏毛よりクオリティがぐっと上がりました。
毛並み表現がすごい。
176.カミツキガメ
野生化が問題になっています。野生のはスマート。
177.エゾタヌキ
本州のホンドタヌキと見分けるのは難しい。
178.キンクロハジロ
海ガモ独特の丸っこいスタイル。
179.ツチクジラ
名前の由来は頭の形が木槌に似ているから。
180.キヌバリ
体の模様は太平洋側では6本、日本海側では7本。
181.トウキョウダルマガエル
塗装見本はもう少し光沢があります。残念。
182.ハブ
南西諸島の毒蛇。牙や模様が細かいですね。
183.キョン
小型の鹿。
184.ウケクチウグイ
ウグイとは逆に下あごが出ています。
185.シャチ
分割の仕方が今までにない方式で面白いです。
186.ヤマドリ
日本特産のキジの仲間。羽の模様が美しい。
187.オオタカ
特別大きいわけではなく、体色による「アオタカ」がなまった。
188.オシドリ
カラフルな小型のカモ。
189.イイダコ
付け根の目玉模様が特徴。驚くとこれを見せて敵を脅す。
190.ハマグリ
食用として有名な二枚貝。
191.オオスズメバチ
羽のクリアパーツがきれいです。今回の目玉商品。
S04a. オオクワガタ(さなぎ)第一段階
第一段階はクリア素材に薄く塗装がしてあります。
S04b. オオクワガタ(さなぎ)第二段階
第二段階は赤みが増しました。背中のしわなどがリアルです。
S04c. オオクワガタ(さなぎ)最終段階
目もはっきりしてきました。こちらは修正版のほう。
解説書
今回のテーマカラーは薄いピンクです。
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