販売開始時期:2017年7月 価格:500円 造形企画制作:海洋堂 制作総指揮:松村しのぶ
総販売元:コトノネ 企画・製造:ニュートラルコーポレーション
■概要
毎年恒例の特別展限定の海洋堂ガチャ。前作「深海生物」から1年、今年は科博の特別展「深海2017」でコチラの「深海生物」が販売されました。
前作と商品名はまったく同じ。
■仕様
クロカムリクラゲ、アゴヌケホシエソ、デメニギスの3種類のみ特別展限定を謳っており、その3種が付属した前売り券も発売されました。
しかし、残り3種が一般販売されたのかどうかは不明です。このあたりは海洋堂、というよりも販売元のコトノネ次第なのでしょう。
大きな特徴として、過去のシリーズから原型を流用している点が挙げられます。
2015年あたりから海洋堂ガチャは積極的に過去の原型を流用するようになり、良いか悪いかは置いておいて、これまでに様々なシリーズを展開してきた海洋堂だからこそ出来ること。
台座は前回と同じように見えますが、ネームプレートの書体は若干違っています。近年、毎年ころころと仕様が変わってきた海洋堂の水族館ガチャですが、ようやく同じ仕様が2シリーズ続いたことになりました。
■次回作?
2018年に海の主役たちが発表されましたが、販売元が違うので続編ではありません。
(株)コトノネから販売される新作としては「日本の水族館」台座付き版となりました。
関連シリーズ:
深海生物(Deep Odyssey1)、深海生物2(Deep Odyssey
2)、深海生物(カプセルアクアリウム)、深海生物(2016)
近年の特別展限定ガチャ:
宇宙への挑戦(2014)、生命進化立体図鑑(2015)、恐竜博(2016)
ダイオウイカ |
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原型制作:松村しのぶ もはやおなじみの巨大イカ。前回の深海展ではポリストーン製フィギュアが発売されました(未入手)。 こちらはアニマテイルズシリーズの原型を流用。 |
ダイオウグソクムシ |
原型制作:田熊勝夫 こちらもおなじみの深海ダンゴムシ。 カプセルアクアリウムの深海生物から原型を流用。塗りは明らかに丁寧になっています。 |
チョウチンアンコウ |
原型制作:松村しのぶ よく知られた深海魚のひとつ。最初期のアクアテイルズ「深海生物(Deep Odyssey1)」の原型の流用かと思いきやクオリティは格段にアップ。もはや新規造形なのかな? |
クロカムリクラゲ |
原型制作:寺岡邦明 12本の触手を操るハンター。刺激を受けると美しく発光する。発光した姿は「深海2017」のポスターやパンフレットの表紙にも使用されており、今作の目玉。 フィギュアは厚紙の箱やプラスチック製の筒で厳重に梱包されていました。潜水する姿を立体化。 |
アゴヌケホシエソ |
原型制作:松本栄一郎 アゴの下のヒゲの先の発光器でエサをおびき寄せ、腹部にも発光器が並ぶ。眼の下の発光器は赤い光を放ち、獲物に気付かれずに近寄ることができる。 同じワニトカゲギス目のクレナイホシエソは「ナイトアクアミュージアム」シリーズで立体化されています。 |
デメニギス |
原型制作:松本栄一郎 こちらもすっかりおなじみの深海魚。特別展の音声ガイドのしょこたんお気に入りで、解説も興奮気味でした。 ダイオウグソクムシと同じく、カプセルアクアリウムの深海生物の原型の流用かと思いましたが、背ビレの造形や胸ビレの付き方が違っているような・・・? |
カプセル |
前作とほとんど変わらないデザインのカプセル。ほとんど「日本の水族館」では見られない生き物たちなのに・・・。 |
ブックレット |
前作と同じデザインのミニパンフ。第2弾の文字はどこにもありませんね。 |
ディスプレイポップ |
会場限定3種を気持ち大きく表示。 |
会場 |
ミュージアムショップの壁にでかでかと「海洋堂」の文字。その下には大きくプリントされたフィギュアの写真が貼られていました(左上)。 また、大きな広告もぶら下がっており、宣伝効果はばっちり。 ベンダーはその広告の奥に5~6台置かれており、飛ぶように売れていました。水族館のもこの勢いで売れればいいのに・・・。 ちなみに近くにおいてあったダンボールに「200個入り」とプリントしてありました。200個買えばアソートがわかるゾ! |
日本の水族館 [特別版] 深海生物 |
2017年7月現在までに販売された12種。やはり共通台座の統一感はいいですね。今後も販売されるのでしょうか・・・。 |