恐竜博2016 展覧会オリジナルカプセルフィギュア

■概要
発売時期:
東京会場 2016年3月8日~6月12日
北九州会場 2016年7月9日~9月4日
大阪会場 2016年9月17日~2017年1月9日
価格:500円 造形制作:海洋堂 造形総指揮:松村しのぶ
総販売元:コトノネ 企画:ニュートラルコーポレーション 
恐竜博2016で限定販売されたカプセルフィギュア。ついに恐竜博に海洋堂の限定フィギュアが戻ってきました(恐竜博2006ぶり)。
ラインナップは4種と限定ガチャとしては過去最少、価格もついに500円となりました。

■仕様
今回はネーム付きの台座が付属。同時期に発売されたカプセルQの古生代や、水族館ガチャの深海生物にも台座が付いており、この時期の海洋堂はやたら台座をつけがちなイメージがあります。

■スピノサウルスのウワサ
スピノサウルスのみ前売り券(\1,500)やレストランの特定のメニュー(単品\800のチキンがフィギュアつきで\1300)に付属したため、比較的手に入れやすかったようですが、そのせいかベンダー内に少なかったという噂もたちました。
確かに僕もベンダーから出すことは出来ませんでしたが、真相は闇の中。

スピノサウルス
原型制作 SINZEN

最初の化石は大戦で焼失してしまいましたが、2014年に新たに発見された化石から、後ろ足が比較的小さかったことや前足が発達していたことが分かり、水棲だったという「新説」に基づいた復元。
あくまで「新説」であり、いまだこの解釈には決着が付いていないようです。

造形は恐竜などのガレージキットで有名なSHINZENさんによるもので素晴らしい出来。
分割線がチョコラ1弾のように不自然にバッサリに行っているのが残念。
どの角度から見てもかっこいい。
台座裏には「THE DINOSAUR EXPO 2016」と書いてあります。
ティラノサウルス
原型制作:菅谷 中

スピノサウルスと同じ時代に生息はしていませんでしたが、対比のために隣に展示してありました。今回展示されているのは、2013年に新たに発掘された「スコッティ」と呼ばれる個体で、日本で展示されるのは初めて。

造形はいつもどおり良い出来。海洋堂で羽毛表現ティラノは2度目ですね。
色見本とかなり違うのが気になりますが・・・。
パラサウロロフス
原型制作:山本聖士

今回の展示のキーワードのひとつが「赤ちゃん」。推定年齢1歳未満の保存状態の良いパラサウロロフスの化石が今回、日本発展示されました。おなじみのトサカはまだ無く、コブのようです。
イー
原型制作:松村しのぶ

キーワードのひとつ、「飛翔」。2015年に発掘されたこのイーは翼はありませんでしたが、ムササビのような皮膜を持っていました。この時代の恐竜は様々な方法で空を飛ぼうとし、残念ながらこの種は適応に失敗してしまったようです。

特徴である外側の長い指も表現されています。
解説書
詳しい解説は図録を買って読みましょうということかね。
カプセル
 
ベンダー
 
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