■概要
販売開始:2010年10月 朝日新聞出版
「週刊 日本の天然記念物」(2002)で分冊百科に海洋堂製動物フィギュアが付属しましたが、「週刊
一度は行きたい世界の博物館」には博物館所蔵品のレプリカが付属しました。
「フィギュア」ではなく「レプリカ」である点もポイント。
これまでの大英博物館公認フィギュアと同じく素晴らしい出来栄え。
しかしこのフィギュア、現在では「週天」と比べるとほとんど出回っていません。
■テスト販売
下記ホビーロビーのブログによると、レプリカ付属版は「広島でのみのテスト販売」という形で販売されました。
分冊百科業界ではよくあることのようです。
そして2011年7月に出版された全国普及版にはフィギュアが付属しなかったことを考えると・・・、お察しの結果だったのでしょう。
■全国普及版
全国版にはフィギュアは付属しませんでしたが、1~10号を購入することで「牡山羊の像」オリジナルレプリカが当たるキャンペーンに応募できました。
■ホビーロビー東京のブログ(旧)
「広島版」の紹介
「牡山羊の像」のレジン版の紹介
「牡山羊の像」のサンプル紹介
第1巻 大英博物館 ゲイヤー・アンダーソンの猫 |
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原型制作:??? ホビー館四万十にて撮影。 発売日:2010年10月6日(広島) 価格:980円(サービス価格) |
第2巻 東京国立博物館 遮光器土偶 |
原型制作:寺岡邦明(?) 発売日:2010年10月21日(広島) 価格:1,490円 「遮光器土偶」と呼ばれるタイプの土偶はいくつか発見されており、これは青森県の亀ヶ岡石器時代遺跡で発掘されたもの。 フィギュアは展示品のレプリカというコンセプトのため、欠損している左足はそのままになっています。 |
これと同じ原型のフィギュアは、後に何度も製品化されます。 詳細は「考古学ミニチュア1」のページにて。 |
第3巻 台北・国立故宮博物院 翠玉白菜 |
原型制作:??? 発売日:2010年11月6日(広島) 価格:1,490円 台湾の国立故宮博物院に展示されている翠玉白菜(すいぎょくはくさい)。 実物はヒスイの原石を彫刻した作品でした。 フィギュアはクリア素材でできています。 |
展示品と同じ台座が付属。 |
多産の象徴であるバッタとキリギリスも再現されていますね。 |
台座側のピンを差し込むことで固定しています。 |
こちらは卒業旅行で台湾に行ったときに撮影してきた実物。 |
フィギュアよりも白っぽいですね。 これが塗装無しで作られているのが驚き。 |
創刊記念キャンペーン品 大英博物館 牡山羊の像 |
原型制作:寺岡邦明 フィギュアミュージアム黒壁にて撮影。 |