■概要
販売開始:2004年2月 発売者:タカラ 販売者:ドリームズ・カム・トゥルー
原型製作:松村しのぶ
日本の動物7でネタ切れ感をかもし出し、週刊日本の天然記念物が終了し、はたして日本の動物8は発売されるのか?という不安がコレクターたちの間で漂い始めました。そんな中、2003年夏のワンフェスでコチラの「日本の動物8」と「どうぶつ奇想天外!編」が発表。
今回は販売時期入れ替え制ではなく、11月にどうぶつ奇想天外編が発売された後、同シーズン2月に発売となりました。
■ラインナップ
ラインナップ発表時には、今では当たり前のカラバリの導入に賛否両論。さすがに工程数が増え、金型の数を削らざるをえなくなったのでしょう。
発売されるとやはり人気だったのはアメリカザリガニ。コチラに関しては後に青色バージョンもリリースされました(コチラ)。また、シークレットの混入率は他のノーマルとあまり変わらなかったようです。イリオモテヤマネコ+セマルハコガメに関しては発売前から(シークレットと言わずに)公開されていました。塗装や分割の技術に関してはこのあたりで頭打ちになってきます。
■直後の出来事①
3/31から開始した「海洋堂大博覧会」ではアメリカザリガニの限定バージョンが入手できました。
■直後の出来事②
この後、同時期に発表・発売されたのが、ズーラシアランチ(3/27園内、4/10一般)、新江ノ島水族館への誘い(4/5)、バードテイルズ(4/18?)の3種。結局、日本の動物9弾が発表されたのは、7月の東京キャラクターショーでした。
192.ヒグマ(II) |
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エゾヒグマとも呼ばれ、首には金色の毛が混じる。 |
193.キクガシラコウモリ |
透明台座を使った逆さのディスプレイ。 |
194a.マダラトカゲモドキ(完全尾) |
沖縄の天然記念物。再生した尾はもとの尾とかなり異なったものとなる。 |
194b.マダラトカゲモドキ (再生尾) |
195.エゾシカ |
2体あれば角を付き合わせたケンカが再現できます。 |
196a.ハコネサンショウウオ(東日本タイプ) |
ツヤ塗装でヌメっと感がよく出ています。 |
196b.ハコネサンショウウオ(西日本タイプ) |
流れの急な渓流で生まれるため幼生のうちから爪がそろっている。 |
197a.エナガ |
日本各地に住むかわいらしい鳥。 |
197b.シマエナガ |
北海道に住むエナガの亜種。顔が白い。 |
198.ゴイサギ |
白い冠羽がかっこいいサギ。夜に水辺でエサを捕らえる。 |
199.タイマイ |
べっこうとして有名な美しい甲羅を再現。 |
200a.コノハズク(灰色型) |
ミミズクの一種。 |
200b.コノハズク(赤色型) |
201.オオウナギ |
模様が美しい。全長は2mを超える。 |
202.イリオモテヤマネコ(仔) |
顔の塗装が細かいです。 |
203.コイ |
ペット動物2のよりも地味な野生鯉。 |
204.コブダイ(♂) |
巨大なベラの仲間。下あごまで出ています。 |
205.イシカワガエル |
分割線が目立たなくなりました。以降のカエルの分割はこれが基本となります。 |
206.アメリカザリガニ |
ここまで赤いザリガニは他にいない。裏側までしっかり作りこまれています。 |
207a.トカラノコギリクワガタ(黒化型) |
本物そっくりの細かさ。 |
207b.トカラノコギリクワガタ(オレンジ型) |
S05a. ミヤコショウビン (標本タイプ) |
1887年に宮古島で1個体が採集されて以来絶滅したとされる謎のカワセミ。グアムに生息するアカハラショウビンと似ているが脚の色はオレンジ系、目の上の白い斑点(なぜかフィギュアでは左側にしかありません)という点が違っていたらしい。くちばしの色は失われてしまい謎のまま。シークレットにふさわしい背景ですね。 |
S05b. ミヤコショウビン アカハラショウビン(?) |
ミヤコショウビンはアカハラショウビンの間違いではないかという説もあります。こちらはアカハラショウビンと同じ色に塗装されています。 |
202s. イリオモテヤマネコ(仔) (+セマルハコガメ) |
沖縄の天然記念物のコラボ。 |
甲羅も手抜きなしです。ハコガメの名のとおりぴったり閉じられます。 |
解説書 |
今回のテーマカラーは水色です。 |
パッケージ |