海洋堂 天王寺動物園公式 カプセルフィギュア
TENNOJI Capsule ZOO

販売開始時期:2018年9月14日 価格:500円 造形総指揮:松村しのぶ
造形企画制作:海洋堂 発売元:ケンエレファント 制作協力:Gallery Cafe *kirin*
ついに海洋堂のお膝元、大阪天王寺動物園に海洋堂ガチャが登場。発売当日の9月14日にはセンムらによる贈呈式、17日には生き物造形の展示即売会「てんず~いきものフェス ~造形の巻~」が開催され、プロモーションにも手抜きがありません。同日夜には制作協力のGallery Cafe *kirin*にて松村さんによる講演会も開催されました。
ラインナップやそれぞれのデザインに天王寺動物園らしさがでており、これぞご当地フィギュアといったところ。個別解説書の「獣医さんのおはなし」にも注目です。
サイズ感や台座の仕様は2年前に発売された東山カプセルズーと似ており、2シリーズで統一感があってとても良いですね。台座の色は色々と検討した結果、天王寺動物園のロゴに合わせたとのこと。今回はシークレットはありません。
松村さんの講演会では松村さんによるラフ画(ラインナップからもれてしまったものも)やリテイク指示用イラスト、キリンの3Dデータ画面などなど、完成までの過程を見ることが出来ました。今後公開されることはあるのだろうか・・・。
ズーラシア旭山、東山、天王寺ときた海洋堂の動物園フィギュア、次に発売されるのはどこなのでしょうか。

ホッキョクグマ
原型制作:田熊勝夫

旭山ガチャでおなじみのシロクマですが、こちらは北海道とは違う、暑い夏を表現。氷付けのりんごにかじりつく様子を立体化。本来はここまで可愛らしくは座らないそうです。氷はクリアパーツで出来ており、見えない側(シロクマ側)からりんごを着色することで、本当にりんごが埋まっているかのように見えます。
アムールトラ
原型制作:松本栄一郎


こちらも旭山ガチャにもいましたが、大阪らしいデザイン。原型公開時からどこかで見たデザインだなぁと思っていましたが、野球に興味がなさすぎてなかなか気付きませんでした。
松村さんはどうやらトラの顔を大きく作りたいようで(今回は原型指揮)、海洋堂のトラフィギュアの多くは全身が表現されていませんレッドデータくらい?)。
台座とはマグネットでくっついています。
キリン
原型制作:吉良かずや

「ハルカス」をあべのはるかすとともにヴィネット化。絶妙な配置と遠近法を用いて表現されている奥行きがすばらしい。造形や配置検討のためにデジタル造形が用いられているとのことです。こちらも旭山ガチャにいましたが、カプセルに分割なしで入るすっきりとした大きさにまとめられています。
ラインナップにキリンが採用されるのは納得ですね。
キーウィ
原型制作:吉良かずや

日本では天王寺でしか見られないニュージーランドの国鳥。実物を見ましたが、意外と丸くて大きい。そんな特徴をフィギュアでもしっかりと表現。足元の影やオレンジ色っぽい地面は夜行性動物舎内を表現しています、というのは東山のツチブタと丸被り。偶然にも両方とも吉良さん。
ヨウスコウワニ
原型製作:菅谷 中

爬虫類生態館アイファーからはヨウスコウワニが登場。ポーズは長い身体を台座に納めるためか、岩に乗せて背中を丸めたような体勢。このサイズに特徴を詰め込んでおり、素晴らしい出来。
塗装設計の清水さんは塗装のためにわざわざ裏側まで観察したそうですが、残念ながら見えない部分は省略されたそうな。

ほぼ同日に発売されたワイルドラッシュ2には、こちらもアリゲーター科のメガネカイマンがラインナップされました。ワニフィギュアが増えてうれしいです。
梱包材
東山はエアーキャップの梱包材でしたが、今回は2種のみブリスターパッケージに入っています。
品質へのこだわりが感じられます。
解説書
画像準備中
今回も個別解説書。他の動物園ガチャもそうですが、「造形メモ」として原型師さんのコメントが書いてあるのも海洋堂らしいですね。
カプセル
黄緑色のカプセルにカラー印刷の帯。
ベンダー
2018/09/17
園内にいくつもベンダーがあり、午前の時点では在庫は豊富でした。※東山は最初の土日で売れすぎて、危うく品切れ直前。
両替機の導入が間に合わなかったようで、後日設置されるとのこと。

←詰まらせたの私です。すみません・・・。
のぼりも発見。
ちなみにこの日は超大量に購入している人を何人も目撃しました。
転売はほどほどにしていただきたい・・・。
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