2016/12/30 2016年のコレクション総括

 ホームページ開設から丸2年、2016年も終わろうとしていますね。今年は人生最後の学生生活の年であったとともに、就活や学会発表が忙しい一年でした。ここで今年販売されたフィギュアたちとともに2016年を振り返ってみましょう。

1月~3月
 
ネイチャーテクニカラーからは「日本の清流特装版」や「キノコとアマガエルPC」発売。どちらも過去作のリペイント。このころはまだ今年も台座シリーズが発売されないことは知らない。

コンスタントに販売される海洋堂カプセルQミュージアムからは「ヤモリ大全2」、「お財布亀」、「日本の恐竜」が発売されました。ヤモリ大全2のオオヒルヤモリは色々と物議を醸しましたね。2017年1月にもまた会えるようです・・・。

限定ガチャとして「深海生物」と「恐竜博2016フィギュア」が海洋堂から発売。図録シリーズ以降、毎回水族館限定ガチャの台座の仕様が変わり、大混乱です。最近の傾向をみるとこのネームプレート付きの台座で収束しそうです。来年はどんな水族館ガチャが販売されるのでしょうか。

久しぶりの海洋堂の恐竜博タイアップフィギュアはガチャ仕様。恐竜造形で有名な「SHINZEN(竹内信善)氏」を起用しています。このあたりから積極的に外部の造形家を取り入れだしていますね。

また、500円に値上がりしたこれら限定ガチャの今後の動向も要チェックです。

この時期は「海洋堂フィギュアワールド」や「奇譚クラブ10周年展」が名古屋で開催されました。また、フィギュアミュージアム黒壁に行き、過去の素晴らしいガレージキットに感動するのでした。そして就活が始まる・・・。

4月~6月
  
4月に発売された「メガソフビアドバンス:アフリカゾウ」(画像クリックで公式サイトへ)はかつてお蔵入りした松村氏の逸品でした。いつか購入したいですね。最近はゴジラの古いキットが再販されているようですが、是非ネイチャー系を・・・。
カプセルQの「珍獣動物園2」は塗装の評判がよかったです。

就活真っ只中でしたが無事終了。第一志望の面接帰りに開いたツイッターで、海洋堂がアクアテイルズの続編も企画中であることを知ったのが衝撃的でした。結局年内に販売されることはありませんでしたね。

7月~9月
7月発売の「メガソフビアドバンス:トリケラトプス」(画像クリックで公式サイトへ)は完全新規造形でした。手ごろなサイズの過去作が無かったのでしょうか。こちらも是非購入したいがでかいんですよね・・・。

久しぶりの旭山動物園カプセルズーはマグネット仕様。しかし、正直マグネットで400円は少し高い。個別解説書も廃止してしまいました。これまでが良すぎたのかも知れませんね。

また、カプセルQシリーズの豪華版「miniQ」からは「白亜紀の対決」が発売。しかし、一発抜きで分割線がなくなるわけでもなく、塗装が際立って細かいわけでもなく、正直期待はずれでした。今後に期待。

ネイチャーテクニカラーは特に言うことはありません

9月は学会の準備でバタバタしていましたが、関東に行けたのは良かったですね。次はゆっくり観光だけのために行きたいです。

10月~12月
  
10月にはついに自転車で10分で行ける動物園でおなじみ(?)東山動植物園で海洋堂製のガチャが発売。是非発売日に購入したいところでしたが、遅れて3日後に購入。なんとか400円に抑えてくれたのはうれしかったです。このラインナップでも新たな原型師さんたちを取り入れています。

カプセルQの「不思議ペットコレクション」は竹内信善氏が実質3種のラインナップのうちの2種を担当。世代交代の足音が聞こえてきそうです。

また、海洋堂は「ソフビトイボックス」という新たなブランドの造形を担当。比較的安価な価格で手にとって遊べるというのがコンセプトらしく、ネイチャー系も多くラインナップされる予定。こちらはまだ購入していませんが、今後も値上げとの戦いになるでしょう。頑張っていただきたい。

大手タカラトミーからは200円で「絶滅動物」が発売。200円にしては良くできたクオリティーで感心。この毎年一回くらいのペースでよいので、末永く続くことを祈りましょう。

さて、NTCからは「キノコとアマガエル2」が発売。またカエルかあという空気の中、なんとパンフやDPに間違えて色違いを載せてしまうという大失態。なんというか、会社としての「ヤバさ」を感じました。来年の今頃は、一体どんな2017年まとめを書いているのでしょうか。

修論で忙しい毎日です。フィギュアミュージアム四万十に年内に行くぞという野望は時間と資金の欠乏により踏みにじられてしまいました。来年こそは・・・。

今年はどう考えても海洋堂一強の一年でした。カプセルQ等のカプセルフィギュアになかなかの出来のものがあった点や、ニッチだけれども確かに多かったアフリカゾウ商品化希望の声に答えられた点はさすがの老舗です。
一方のいきもんはは「小笠原」、「日本のいきもの1、2」などで忙しかった奇譚クラブ時代の2013年が嘘のようです。いきもんは他のブランドで頑張っているようですが、今後NTCは一体どうなってしまうのでしょうか。

以上が今年の総括になります。これ以外にもたくさんの過去のものが手に入りました。
お取引してくださったみなさん、いつもTwitterで絡んでくださるフォロワーさん、今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
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